リック・ローマン・ウォー

リック・ローマン・ウォー：多才な映画監督の軌跡

リック・ローマン・ウォー（Ric Roman Waugh、1968年2月20日生まれ）は、アメリカ合衆国出身の映画監督、脚本家、俳優、そしてスタントマンとして、映画業界で幅広く活躍しています。彼は2人の子供を持つ父親でもあります。

スタントマンから映画監督へ

1980年代から1990年代にかけて、リック・ローマン・ウォーはスタントマンとして数々の有名作品に参加しました。『ユニバーサル・ソルジャー』、『ラスト・オブ・モヒカン』、『ラスト・アクション・ヒーロー』、『ハード・ターゲット』、『クロウ/飛翔伝説|クロウ_飛翔伝説』、『60セカンズ』、『リーサル・ウェポン2/炎の約束|リーサル・ウェポン2_炎の約束』、『デイズ・オブ・サンダー』、『ザ・ワン』など、アクション映画史に残る作品で危険なスタントをこなしました。また、クリスチャン・スレーターとミラ・ジョヴォヴィッチが主演した1992年の映画『カフス！』では、俳優としても一時的に活動しました。

監督としてのキャリア

リック・ローマン・ウォーの監督デビュー作は、2001年の『In the Shadows』です。この作品には、ジェームズ・カーン、マシュー・モディーン、キューバ・グッディング・ジュニアといった豪華キャストが出演しています。その後、2008年にはヴァル・キルマー主演の『プリズン・サバイブ』を監督し、高い評価を得ました。ドウェイン・ジョンソンとは、2013年の『オーバードライヴ』で初めてタッグを組んでいます。また、2012年にはディザスタームービー『バーニング・オーシャン』の監督を務める予定でしたが、製作段階で変更となりました。

近年では、「エンド・オブ・～」シリーズの3作目となる2019年の『エンド・オブ・ステイツ』を監督し、シリーズのファンを魅了しました。

フィルモグラフィー（監督作品）

Exit (1996) - アラン・スミシー名義
In the Shadows (2001) - 脚本も担当
プリズン・サバイブ Felon (2008) - 脚本も担当
オーバードライヴ Snitch (2013) - 脚本も担当
私が愛するものは私を破壊する That Which I Love Destroys Me (2015) - ドキュメンタリー
ブラッド・スローン Shot Caller (2017) - 脚本、製作も担当
エンド・オブ・ステイツ Angel Has Fallen (2019)
グリーンランド -地球最後の2日間- Greenland (2020)

外部リンク

リック・ローマン・ウォー - allcinema
リック・ローマン・ウォー - KINENOTE
* Ric Roman Waugh - IMDb（英語）

リック・ローマン・ウォーは、スタントマンとしての経験を活かし、アクション映画を中心に、観客を魅了する作品を数多く手がけています。今後の活躍にも期待が高まる、注目の映画監督です。

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