リトル ノア 楽園の後継者

リトル ノア 楽園の後継者



リトル ノア 楽園の後継者』は、Cygamesとグランディングが共同開発したローグライトアクションゲームです。2022年6月28日Microsoft WindowsSteam)、Nintendo SwitchPlayStation 4|PlayStation_4で配信が開始され、その後Xbox One、Xbox Series S/X、Microsoft Storeでも配信されています。

ゲーム概要



本作は、スマートフォンアプリ『リトル ノア』の後継作品として開発されました。2D横スクロールのローグライトプラットフォーマーであり、ダンジョンはランダムに生成されます。一度倒れると最初からやり直しになるパーマデス(完全死亡)システムが採用されています。

ダンジョン内では宝箱から「アストラル」と呼ばれる仲間キャラクターを獲得できます。プレイヤーは、入手したアストラルを組み合わせて独自の攻撃コンボを作り出すことが可能です。パーマデス制ですが、ゲーム内通貨は残るため、拠点となる方舟を修復してシステムを拡張したり、プレイヤーキャラクターの基本性能を強化したりできます。

登場人物



ノア: 声 - 竹達彩奈
ジッパー: 声 - 國立幸
* グレイ: 声 - 成田剣

開発の経緯



前身となる『リトル ノア』は、2015年に配信が開始されましたが、2019年にサービスを終了しました。コンソールゲーム市場への参入を目指していたCygamesは、短期間で発売できるゲームとして本作の企画を立ち上げました。

『Dead Cells』のような横スクロールローグライクをベースに、『ゼノギアス』や『ヴァルキリープロファイル』のような仲間キャラクターに指示して戦うシステムを組み合わせるというアイデアが生まれました。開発期間を短縮するため、『リトル ノア』の既存キャラクターが活用されています。また、ローグライクゲームとの差別化を図るため、明確な物語を組み込み、グラフィックの雰囲気を明るくしました。

開発はCygamesとグランディングの共同で行われました。Cygamesからは主に3人、グランディングからは最大30人が参加し、コロナ禍の中でオンラインでのやり取りを中心に開発が進められました。

評価



Metacriticでは、Nintendo Switch版がおおむね好評の評価を得ています。魅力的なキャラクターデザインや堅実なゲームプレイメカニクス、自分でコンボを組むシステムなどが評価されています。

一方で、ステージ構造の単調さや、物語の魅力不足を指摘する声もあります。Switch版では、セーブファイルのロード時に暗転時間が長く、音声だけが再生される挙動が指摘されました。

売上



2022年6月28日には世界全体での販売本数が10万本に達し、2023年12月22日には20万本を達成しました。

まとめ



リトル ノア 楽園の後継者』は、可愛らしいキャラクターと奥深いゲームシステムが魅力のローグライトアクションゲームです。ランダム生成ダンジョンを探索し、アストラルとのコンボを駆使して、楽園の謎を解き明かしましょう。

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