リナワールドは、
山形県上山市に位置する、県内唯一の
遊園地です。年間15万人から16万人が訪れるこの
遊園地は、自然豊かな環境の中で、様々なアトラクションやイベントを提供し、来場者に楽しい時間を提供しています。冬季は休業期間があるので注意が必要です。
歴史
リナワールドの歴史は、1968年に始まりました。
ヤマコー(旧山形交通)系列のゴルフ場に隣接する場所で温泉が湧出したことをきっかけに、レストハウスが開業。その後、山形交通バスの顧客増加を目指し、
遊園地の開発が進められました。1969年6月15日には「山交ランド」としてオープンし、ゴーカート、温泉プール、釣り堀、バラ園、メリーゴーラウンド、
観覧車などが設置されました。
1990年には、開園20周年を記念して大規模なリニューアルが行われ、現在の「リナワールド」に名称が変更されました。「光・風-豊かな自然 水をテーマにした様々な夢のある空間」をコンセプトに、園内はパステル調のテーマカラーで彩られ、洋風庭園や噴水が設けられました。
1993年には年間入場者数が約45万人に達し、ピークを迎えました。1999年には、
ヤマコーがリナワールド事業部を分社化し、株式
会社リナワールドが設立されましたが、2024年に
ヤマコーに吸収合併され、再び事業部として運営されています。
アトラクション
リナワールドには、様々な年齢層が楽しめるアトラクションが豊富にあります。
ジョイフルゾーン: カイトフライヤー、魔女のパンプキンツリー、宝島など、小さなお子様でも楽しめるアトラクションが集まっています。
エキサイトゾーン: 立体迷路DOSAIDA?、急流すべり、ジェットコースター ディスカバリーなど、スリルを求める方にぴったりのアトラクションがあります。
ハローキティ&フレンズ メルヘンランド: サンリオキャラクターをテーマにしたエリアで、ハローキティの観覧車は日本初です。
過去には、飛行塔やムーンサルトなどのアトラクションも存在しましたが、現在は撤去されています。
施設
リナワールドには、アトラクション以外にも様々な施設があります。
リナビーチ: 夏季限定でオープンする大型屋外プールです。
手作り体験夢工房: 手作り体験ができる施設です。
ふれあい動物広場: 動物と触れ合える広場です。
アクセス
リナワールドへのアクセスは、以下の通りです。
鉄道: JR奥羽本線 茂吉記念館前駅から徒歩約20分。
車: 東北中央自動車道 山形上山ICから南へ約1km。
*
バス: 宮城交通・山交バスの高速バス
仙台 - 上山線、または
新潟交通の都市間バス
Zao号でリナワールド前下車。
まとめ
リナワールドは、
山形県で唯一の
遊園地として、長年にわたり多くの人々に愛されてきました。豊富なアトラクションや施設、美しい自然環境は、訪れる人々に忘れられない思い出を提供してくれるでしょう。家族や友人と一緒に、リナワールドで楽しい一日を過ごしてみてはいかがでしょうか。