リーバイス・スタジアム

リーバイス・スタジアム

リーバイス・スタジアム（Levi's Stadium）は、カリフォルニア州サンタクララに位置する先進的な多目的スタジアムで、NFLチームであるサンフランシスコ・フォーティナイナーズの本拠地として知られています。このスタジアムは、2014年からフォーティナイナーズの試合が行われており、観客にとって快適でエキサイティングなスポーツ体験を提供しています。

建設の背景

このスタジアムの建設は、サンフランシスコのキャンドルスティック・パークがフォーティナイナーズの本拠地であった時に遡ります。2006年に新しいスタジアムの提案がされましたが、サンフランシスコ市との交渉がうまくいかず、最終的にはサンタクララに目を向けることとなりました。2010年には地元の有権者が新スタジアムの設立を承認し、2012年に建設が開始されました。

スタジアムの命名権は、リーバイ・ストラウス＆カンパニーによって取得され、総額2億2030万ドルの20年契約が結ばれました。この名称は、リーバイスのブランドを広めると同時に、スタジアムのアイデンティティの一部となっています。

オープンと主なイベント

リーバイス・スタジアムは、2014年7月17日に完成し、その後8月2日にメジャーリーグサッカーのサンノゼ・アースクエイクスとシアトル・サウンダーズFCの試合でこけら落としを迎えました。フォーティナイナーズによるプレシーズンマッチもこの後スケジュールされ、彼らはデンバー・ブロンコスに34-0で勝利を収めました。

スタジアムでは多くの重要なスポーツイベントが開催されており、2016年には第50回スーパーボウルが行われました。この試合では、デンバー・ブロンコスがカロライナ・パンサーズに勝利した他、レディ・ガガによる国歌独唱や、コールドプレイ、ブルーノ・マーズ、ビヨンセの参加するハーフタイムショーが話題を呼びました。
また、2015年にはWWEのレッスルマニア31が開催され、北カリフォルニアにおけるこの格闘技イベントの初の開催地ともなったのです。

多目的利用

リーバイス・スタジアムは、アメフトだけでなく、様々なイベントにも利用される場として知られています。2015年2月にはNHLのスタジアムシリーズが行われ、サンノゼ・シャークスがロサンゼルス・キングスに勝利しました。2021年には、新型コロナウイルスワクチン接種会場としても利用され、多くの人々の健康を支援しました。

さらに、このスタジアムは2026年に開催されるFIFAワールドカップの会場にも選定されており、今後さらに注目されるスポットとなるでしょう。

まとめ

リーバイス・スタジアムは、その革新的な設計と数多くの歴史的なイベントが特徴的な施設です。サンフランシスコ・フォーティナイナーズのホームゲームだけでなく、様々なエンターテイメントイベントが行われるこのスタジアムは、地域のシンボルともなっています。今後の大型イベントにも期待が持たれます。

もう一度検索