ルイス・アヤラ (野球)

ルイス・イグナシオ・アヤラ

ルイス・イグナシオ・アヤラ・エルナンデス（Luis Ignacio Ayala Hernández, 1978年1月12日 - ）は、メキシコ合衆国シナロア州ロスモチス出身の元プロ野球選手。右投右打の投手として活躍しました。

経歴

メキシカンリーグ時代

アヤラは、メキシコ夏季リーグであるリーガ・メヒカーナ・デ・ベイスボルのサルティーヨ・サラペメーカーズでプロとしてのキャリアをスタートさせました。

ロッキーズ傘下時代

1999年10月14日、アヤラはコロラド・ロッキーズと契約し、アメリカ球界に挑戦を開始しました。

メキシカンリーグ復帰

2001年5月15日、アヤラは再びメキシカンリーグのサルティーヨ・サラペメーカーズへ復帰しました。

エクスポズ・ナショナルズ時代

2002年8月13日、モントリオール・エクスポズと契約し、再びMLBへの道を歩み始めます。FAを経てダイヤモンドバックスと契約しますが、ルール・ファイブ・ドラフトでエクスポズに指名され、古巣へ復帰することになります。

2003年3月31日、対ブレーブス戦でメジャーデビューを果たし、1年目から65試合に登板。19ホールド、防御率2.92という好成績を収め、エクスポズのリリーフ陣を支えました。MLB公式ページでは、「エクスポズにおいて最も頼りになる重要な選手の1人」と評されました。2005年までの3シーズンで214試合に登板し、防御率2.75、62ホールドを記録しています。

2006年のWBCではメキシコ代表として3試合に登板しますが、右肘を故障。手術のため、MLBシーズンを棒に振ることになりました。リハビリを経て2007年6月22日に復帰し、44試合に登板しています。

2008年は8月16日まで62試合に登板しますが、防御率5.77と不振に苦しみました。8月17日、ニューヨーク・メッツへトレード。アヤラ本人は離婚問題を抱えたため気分転換を求めたと説明していますが、リリーフ陣の役割に不満を持っていたとも報じられています。同年FAとなりました。

ツインズ・マーリンズ時代

2009年2月18日、ミネソタ・ツインズと契約。しかし、7月2日に自由契約となり、フロリダ・マーリンズとマイナー契約を結び、メジャー昇格を果たしますが、9月1日にDFAとなり、FAとなります。

ドジャース傘下時代

2009年12月16日、ロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結びますが、2010年5月17日に自由契約となります。

ダイヤモンドバックス傘下時代

2010年5月20日、アリゾナ・ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結びますが、7月15日に自由契約となります。

ロッキーズ傘下時代

2010年8月27日、コロラド・ロッキーズとマイナー契約。AAA級に配属されますが、メジャー昇格は叶わず、FAとなります。

ヤンキース時代

2011年2月9日、ニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約。3月30日にメジャー復帰を果たし、52試合に登板、防御率2.09と好成績を収めました。同年FAとなります。

オリオールズ時代

2012年2月10日、ボルチモア・オリオールズと1年契約を結びました。

ブレーブス時代

2013年4月10日、トレードでアトランタ・ブレーブスへ移籍。同年FAとなります。

ブレーブス退団後

2014年2月7日に古巣ナショナルズとマイナー契約を結びますが、3月19日に自由契約となります。その後、ブルージェイズとマイナー契約。さらにオリオールズとマイナー契約を結びますが、結果を残せず、AA級へ降格。7月4日に自由契約となります。その後はメキシカンリーグでプレーしました。

2015年もタバスコ・キャトルメンでプレーし、2016年6月29日にメキシコシティ・レッドデビルズにレンタル移籍し、9月19日に復帰。2017年2月27日に再びレッドデビルズにレンタル移籍をした後、4月13日に故障者リストに入り、17日にFAとなりました。6月4日にサルティーヨ・サラペメーカーズと契約を結び、2018年2月18日に放出。3月22日にレオン・ブラボーズと契約を結びましたが、4月20日に放出されました。

アヤラは、MLBとメキシカンリーグで長く活躍したベテラン投手でした。

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