ルブライアン・ナッシュ

ルブライアン・ナッシュ：輝かしい経歴を持つプロバスケットボール選手

ルブライアン・ナッシュ（Le'Bryan Nash, 1992年6月30日 - ）は、アメリカ合衆国テキサス州ダラス出身のプロバスケットボール選手です。ポジションはスモールフォワード。

プロ入り前

リンカーン高校では、Rivals.comで#6、Scout.comで#8のプレイヤーとして高い評価を受けました。ESPNUのプレイヤーランキングでは、スモールフォワード部門で3位にランクインするなど、早くからその才能を発揮していました。

2010年10月21日にはオクラホマ州立大学への入学を決め、同大のカウボーイズの一員となりました。ヘッドコーチのトラヴィス・フォードは、ナッシュの加入がチームを大きく向上させると期待を寄せました。

プロとしてのキャリア

2015年のNBAドラフトでは指名を受けませんでしたが、ヒューストン・ロケッツの一員としてNBAサマーリーグに出場。同年8月25日には、日本のbjリーグに所属する福島ファイヤーボンズとの契約を結び、プロ選手としてのキャリアをスタートさせました。

福島ファイヤーボンズでは、その得点能力をいかんなく発揮し、10月には週間MVP、月間MVPをダブル受賞。さらに、bjリーグオールスターゲームにも選出され、25得点9リバウンドの活躍でMVPに輝きました。

2016年2月28日には、信州ブレイブウォリアーズ戦で54得点を挙げ、1試合最多得点のリーグ新記録を樹立。2度目の週間MVPにも選ばれました。このシーズンは1試合平均26.6得点を記録し、リーグ最多得点のタイトルを獲得するとともに、ベストファイブにも選出されるなど、bjリーグを代表する選手として活躍しました。

2016年のNBAサマーリーグにはミルウォーキー・バックスの一員として参加。同年10月22日にはNBAのヒューストン・ロケッツと契約しましたが、24日に解雇され、ロケッツと提携するNBAデベロップメント・リーグのリオグランデバレー・バイパーズに加わりました。しかし、2017年2月16日に解雇されています。

その後、2017年12月24日にはKBLの釜山KTソニックブームと契約。2018年3月23日にはヒューストン・ロケッツと10日間の契約を結びましたが、出場機会は得られませんでした。

2018年8月24日には、日本のBリーグに所属する東京八王子ビートレインズと契約し、日本でのプレーを再開。2020年1月にはアルゼンチンのCAペニャロール、同年10月にはイスラエルのマッカビ・ハイファと契約し、グローバルな活躍を見せました。2020年12月には仙台89ERSと契約し、再び日本に戻ってきました。

2021年4月21日、越谷アルファーズ戦で右アキレス腱を断裂する重傷を負いました。

人物

母親はサマンサ・ナッシュで、「T-レディ」という愛称で呼んでいます。リンカーン高校ではA/B優等生のメンバーであり、卒業生にはクリス・ボッシュがいます。また、東京アパッチで活躍したバイロン・イートンとは異母兄弟という関係です。

プレースタイル

得点能力が高く、アグレッシブなプレースタイルが特徴です。bjリーグでは、その得点力で多くのファンを魅了しました。

主な表彰

2008 Newcomer the Year
2009 and 2010 All-Area First Team
2009 and 2010 All-State
2010 FIBA America U18 Champion
2011 McDonald's All-American team selection
3 time (2008, 2009, 2010) All-Conference selection
bjリーグ 2015-16 最多得点
bjリーグ ベストファイブ(2015-16)
bjリーグオールスターゲーム MVP(2015-16)

参照

Oklahoma State Bio
ESPNU Profile
USA Basketball bio
Scout.com Profile
Rivals.com Profile
* Le'Bryan Nash (@LBgetbuckets02) - X（旧Twitter）

ルブライアン・ナッシュは、その才能と努力で、国内外の様々なリーグで活躍を続けている注目の選手です。

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