レイモンド・ロウ

レイモンド・ロウについて

レイモンド・ロウ（Raymond "Ray" Rowe）は、1984年8月21日生まれのアメリカのプロレスラーで、WWEに所属し、様々な団体で数多くのタイトルを獲得してきました。彼の出身地はオハイオ州クリーブランドで、現役プロレスラーとしての才能を存分に発揮しています。

キャリアのスタート

ロウは2003年5月にプロレスデビューし、オハイオ州を中心にインディー団体を転戦しました。2012年からはNWAヒューストンに活動の場を移し、ジャックス・デインと共に「パス・オブ・レジスタンス」というタッグチームを結成し、NWAローンスタータッグ王座を獲得。2013年にはジュニアヘビー級に転向し、NWAローンスタージュニアヘビー級王座も手にしました。

ROHでの活躍

2013年6月にはROH（リング・オブ・オナー）に初参戦し、その後、2014年のトップ・プロスペクト・トーナメントで準優勝を果たしました。これをきっかけにROHへのレギュラー参戦が始まり、4月にはハンソンとのタッグチーム「ウォー・マシン」を結成しました。しかし、2014年8月にはバイク事故に遭い、長期の休養を強いられることになりました。

ロウは2015年3月にROHに復帰し、Field Of Honor 2015ではウォー・マシンとして出場し、K.E.S.との試合で勝利を収めました。12月にはROH世界タッグ王座を獲得し、ついにROHでのタイトル初戴冠を果たしました。2016年には新日本プロレスのWORLD TAG LEAGUEに出場し、2017年にはIWGPタッグ王座も獲得しました。

WWEでのキャリア

2018年、ロウはWWEと契約し、NXTに登場することになりました。デビュー戦ではウォー・レイダースとして参戦し、瞬く間に注目を集めました。2019年1月にはNXTタッグ王者チームに挑戦し、見事に王座を獲得。その後、リングネームをエリックに変更しました。

4月にはバイキング・エクスペリエンスとしてWWE・RAWに登場し、その後タッグ名もバイキング・レイダースに改名しました。レイモンド・ロウは、WWEのリング上でもその豪快なスタイルを貫き、多くのファンを魅了しています。

主な技

レイモンド・ロウは技術にも定評があり、多彩なフィニッシュ技を持っています。代表的なものには、デス・ロウやアルマゲドン、フォールアウトなどがあります。デス・ロウは、フルネルソンの体勢から相手を持ち上げ、膝で強烈な攻撃を加える技です。さらに、ダブル・チョークスラムやウォー・マシン・コンボ・スラムといった連携技も得意としています。

今後の展望

2023年11月には頸椎手術を受けることを公表したロウですが、その復帰を待ち望むファンは多数います。目指すは、さらなるタイトル獲得と新たな歴史の創造です。プロレス界における彼の活躍は、これからも注目されることでしょう。

レイモンド・ロウの魅力は、彼の多彩な技術と、リング上での強さ、そして何よりもファンに向けた情熱です。彼のキャリアはまだまだ続きます。

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