ロキビアス・ワトキンス

ロキビアス・ワトキンス（Rokevious Watkins、1989年2月24日 - ）は、ジョージア州フェアバーン出身のアメリカンフットボール選手で、現在NFLのカンザスシティ・チーフスにガードとして所属しています。

高校・大学時代

高校時代は、後にNFLでも活躍するエリック・ベリーやテランス・パークスとチームメートでした。その後、ジョージア・ミリタリー・カレッジを経て、2009年にサウスカロライナ大学へ編入しました。サウスカロライナ大学では、3年次の2010年には全14試合に左右のガードとして先発出場を果たし、チームのオフェンスラインを支えました。

4年次の2011年には、AP通信よりサウスイースタン・カンファレンスのファーストチームに選出されるなど、高い評価を受けました。また、シーズン開幕戦の東カロライナ大学戦では、カンファレンスの週間最優秀オフェンシブラインマンに選ばれる活躍を見せました。

NFLキャリア

2012年のNFLドラフトにおいて、5巡目でセントルイス・ラムズに指名され、プロのキャリアをスタートさせました。しかし、キャンプの最初の数日間をホールドアウトし、さらに体重オーバーでチームに合流するなど、プロとしてのスタートは順調とは言えませんでした。2012年は開幕戦のデトロイト・ライオンズ戦に1試合のみ出場した後、故障者リスト入りとなりました。

2013年、5月22日にNFLの薬物乱用規定違反により1試合の出場停止処分を受けました。また、2年連続で体重オーバーでトレーニングキャンプに参加したことが問題視され、7月24日にラムズから解雇されました。その後、8月3日にカンザスシティ・チーフスと契約を結び、新たなチームで再起を図ることになりました。しかし、チーフスの開幕ロースターには残れず、プラクティス・スクワッドとして契約し、その後10月30日にアクティブロースターに昇格しました。

ロキビアス・ワトキンスは、大学時代にはその才能を発揮し、高い評価を得ましたが、プロ入り後は自己管理の問題や怪我に苦しみ、安定した出場機会を得るには至っていません。カンザスシティ・チーフスでの今後の活躍が期待されます。

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