ロケット団 (お笑いコンビ)

ロケット団の魅力と活動

ロケット団（ロケットだん）は、日本のお笑いコンビであり、1998年に結成されました。グレープカンパニー、漫才協会、落語協会に所属し、独特な舞台でのパフォーマンスが多くのファンに支持されています。メンバーは三浦昌朗（ボケ・ネタ作り担当）と倉本剛（ツッコミ担当）の二人で構成されています。

メンバー紹介

三浦 昌朗

三浦昌朗は1974年7月10日生まれ、山形県山形市の出身です。趣味はプロレス観戦で、好きな言葉には「一石二鳥」や「棚から牡丹餅」があります。彼は東海大学文学部を卒業し、かつてはサラリーマンとして働いていましたが、漫才に転身し、現在では漫才協会の副会長を務めています。三浦は2013年に結婚しましたが、2020年に離婚しました。この件については、サンドウィッチマンのメンバーに暴露され、彼のブログで公式に報告されました。再婚のニュースもサンドウィッチマンによって暴露され、2023年10月には第1子の誕生を知らせました。

倉本 剛

倉本剛は1977年5月5日生まれ、岩手県盛岡市出身です。趣味は飲酒や喫煙、読書であり、好きな言葉は「昭和」や「時代錯誤」です。中央大学文学部を中退し、演劇の道へ進んだ彼は、独自の視点とユーモアを持っています。

芸風と活動内容

ロケット団のコンビは、元々劇団内で結成されたもので、しばらくは劇団活動を続けていましたが、2000年に漫才に専念することを決意します。なお、コンビ名は劇団の先輩が命名したもので、最初は「ロケット弾」として活動していました。唯一の偶然ですが、彼らの名は「ポケットモンスター」に登場する悪の組織と同じで、誤解が生じることも多かったそうです。特に、幼稚園の卒園式で子供たちがポケモンのロケット団を期待して泣いてしまったエピソードは、話題となりました。

ロケット団は、主に時事ネタを扱う漫才を展開し、その際時には社会問題や風刺を効かせたテーマを取り上げています。彼らの漫才は、時には放送局からの制約を受けることがありますが、逆に指定された題材を活かすことで新しいアプローチを生み出しています。また、爆笑レッドカーペットでは、山形弁を用いた独特なネタを展開し、話題を呼びました。

成功と受賞歴

2011年に漫才協会の真打に昇進した際は、周囲からも注目され、一緒に活動していた師匠のおぼん・こぼんがそのことについて笑いを誘う場面も見られました。彼らは、自主ライブ「鈍器のような者」を他の漫才師たちと一緒に行っており、隔月で新宿末廣亭でのライブも定期的に開催しています。

彼らの受賞歴にも注目が集まり、2002年には漫才新人大賞で大賞を受賞、そして2006年には花形演芸大賞銀賞や文化庁芸術祭の新人賞を受賞するなど、多くの評価を得ています。特に漫才新人大賞では、その存在感をアピールし、業界内での注目が高まりました。

ロケット団は、漫才界での確固たる地位を築いており、今後の活動から目が離せません。彼らのユーモアとセンスあふれるパフォーマンスは、これからも多くの人々を楽しませていくことでしょう。

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