ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン

ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン（L・I・J）

ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンは、新日本プロレスに所属するプロレスラーのユニットで、愛称をL・I・J（エル・アイ・ジェイ）と呼ばれています。このユニットは2015年に設立され、その名はスペイン語で「制御不能な奴ら」を意味しています。彼らは反体制的な存在として知られ、常に新しい視点でプロレス界に挑んでいます。

ユニットの歴史と設立経緯

ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンは、2015年11月21日に結成されました。当初のオリジナルメンバーは、内藤哲也、EVIL、BUSHIの三人です。同年5月、内藤はメキシコのCMLLで活動中に、旧知の選手であるラ・ソンブラに招かれ、このユニットに参加することを決意しました。日本へ戻った内藤は、本隊と共闘しつつも、次第に奇妙な行動を示すようになり、11月には正式にユニットとしての活動を開始しました。

スタイルと特徴

ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのスタイルは、単なるヒール的存在ではなく、観客の期待を裏切る動きが特徴です。結成当初は、メンバーの乱入や椅子を使った攻撃といったヒール的ファイトスタイルが目立ちましたが、次第にファンからの支持を受け、彼ら独自のムーブメントを巻き起こしていきました。特に内藤が主導する形で、プロレス界に新たな流れを生み出しました。これにより、他のヒールユニットと比較しても、観客からの人気を集める存在へと変貌を遂げました。

戦績と活躍

2015年からの短期間で、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンは数多くの戦績を収め、各メンバーは多くのタイトルを獲得しています。特に、内藤哲也はIWGP世界ヘビー級王座とIWGPインターコンチネンタル王座を手に入れ、2017年や2023年にはG1 CLIMAXのタイトルを獲得。高橋ヒロムやSANADAもそれぞれの階級で王者となるなど、各メンバーの活躍は目覚ましいものです。

メンバー構成

ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの現メンバーは、リーダーの内藤哲也、BUSHI、高橋ヒロム、鷹木信悟、ティタン、辻陽太の6名です。また、過去にはEVILやSANADAも在籍していましたが、現在は別のユニットに属しています。メンバーは各々異なるスタイルを持ち寄り、観客に新たな魅力を提供しています。

まとめ

ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンは、プロレス界において独自の立ち位置を確立したユニットであり、そのスタイルや戦績は見るものを魅了してやみません。彼らの活躍は今後も続き、新日本プロレスの中心的存在としてさらなる躍進を期待されています。いずれ、プロレス界全体に影響を与えるような大きな存在になることは間違いないでしょう。

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