ロバート・ダガー

ロバート・リー・ダガー（Robert Lee Dugger, 1995年7月3日 - ）は、アメリカ合衆国アリゾナ州ツーソン出身のプロ野球選手（投手）です。右投右打で、現在はMLBのオークランド・アスレチックス傘下でプレーしています。

プロ入りからマリナーズ傘下時代

2016年のMLBドラフトでシアトル・マリナーズから18巡目（全体537位）で指名され、プロ入りを果たしました。2017年には、A級クリントン・ランバーキングスとA級モデスト・ナッツで合計31試合に登板（うち先発18試合）。6勝6敗2セーブ、防御率2.75という成績を残し、将来を期待される若手投手として着実に成長を遂げました。

マーリンズ時代

2017年12月7日、ディー・ゴードンとのトレードで、ニック・ナイダート、クリストファー・トーレスと共にマイアミ・マーリンズへ移籍。2018年は、A+級ジュピター・ハンマーヘッズとAA級ジャクソンビル・ジャンボシュリンプで合計25試合に先発登板し、10勝7敗、防御率3.40という好成績をマークしました。

2019年8月5日にメジャー契約を結び、同日のニューヨーク・メッツ戦で先発し、ついにメジャーデビューを果たしました。しかし、5回6失点で敗戦投手となり、ほろ苦いデビュー戦となりました。この年はメジャーで7試合に登板しましたが、0勝4敗、防御率5.77と結果を残せず、メジャー初勝利はお預けとなりました。2020年は4試合に登板し、0勝2敗、防御率12.66と苦しいシーズンとなりました。

マリナーズ復帰

2020年12月7日にウェイバー公示を経てシアトル・マリナーズに復帰。しかし、2021年2月19日にケン・ジャイルズの加入によりDFAとなり、22日にマイナー契約を結び直してAAA級タコマ・レイニアーズへ。同年4月15日に再びメジャー契約を結んで昇格し12試合に登板しましたが、8月22日に再びDFAとなりました。その後、マイナー契約を結び直し、AAA級タコマ・レイニアーズへ戻りました。

レイズ、レッズ時代

2022年3月24日にタンパベイ・レイズとマイナー契約。5月1日にメジャー昇格し即日登板しましたが、翌日の5月2日にDFAとなりました。同年5月4日にウェイバー公示を経てシンシナティ・レッズへ移籍。しかし、同年10月4日にDFAとなり、6日にFAとなりました。

レンジャーズ傘下時代

2023年3月29日にテキサス・レンジャーズとマイナー契約を結び、傘下AAA級ラウンドロック・エクスプレスに配属。この年は26試合に先発登板し、7勝10敗、防御率4.31という成績を残しましたが、メジャー昇格は叶わず、オフの11月6日にFAとなりました。

SSG時代

2023年11月28日、韓国プロ野球（KBOリーグ）のSSGランダースと契約。2024年は開幕から6試合に先発登板しましたが、4月6日のNCダイノス戦で3回を投げてKBOリーグ歴代最多となる14失点を喫するなど、韓国の野球にアジャストできず。4月24日のロッテ・ジャイアンツ戦で2.2回を投げ9被安打7失点を喫したのを最後に、未勝利のまま、4月27日にウェーバー公示され、5月4日に自由契約となりました。

アスレチックス傘下時代

2024年5月17日にオークランド・アスレチックスとマイナー契約を結び、現在に至ります。


MLB、KBOリーグと様々な舞台で活躍をみせるロバート・リー・ダガー。今後の活躍に注目が集まります。

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