ロブ・セゲディン

ロバート・ミッチェル・セゲディン：野球選手としての軌跡

ロバート・ミッチェル・セゲディン（Robert Mitchell Segedin, 1988年11月10日 - ）は、アメリカ合衆国ニュージャージー州出身の元プロ野球選手です。右投右打の三塁手として、そのキャリアを築きました。

プロ入り前

テュレーン大学時代には、後にプロでもチームメイトとなるプレストン・クレイボーンと共にプレーしました。この頃から、その才能を発揮していたことが伺えます。

ヤンキース傘下時代

2010年のMLBドラフト3巡目（全体112位）でニューヨーク・ヤンキースから指名され、プロとしてのキャリアをスタートさせました。ルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ヤンキースでプロデビューを果たし、その後、A-級スタテンアイランド・ヤンキースでもプレー。2球団合計で22試合に出場し、打率.244、2本塁打、10打点を記録しました。

2011年には、A級チャールストン・リバードッグスとA+級タンパ・ヤンキースでプレーし、2球団合計で113試合に出場。打率.287、7本塁打、55打点、7盗塁と、着実にステップアップしていきました。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、フェニックス・デザートドッグスに所属しました。

2012年はA+級タンパとAA級トレントン・サンダーでプレーし、2球団合計で121試合に出場して打率.257、10本塁打、54打点、9盗塁を記録。2013年はAA級トレントンで18試合に出場し、打率.338、3本塁打、17打点を記録しました。

2014年はAA級トレントンとAAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レイルライダースでプレーし、2球団合計で113試合に出場して打率.256、9本塁打、60打点、1盗塁を記録。2015年もAA級トレントンとAAA級スクラントン・ウィルクスバリでプレーし、2球団合計で71試合に出場して打率.287、7本塁打、34打点、3盗塁を記録しました。

ドジャース時代

2016年1月12日、ロナルド・トレイエズ、タイラー・オルソンとのトレードで、後日発表選手または金銭と共にロサンゼルス・ドジャースへ移籍しました。AAA級オクラホマシティ・ドジャースでシーズン開幕を迎え、8月7日にメジャー契約を結び、アクティブ・ロースター入り。同日のボストン・レッドソックス戦でメジャーデビューを果たし、デビッド・プライスからメジャー初安打となる二塁打を放ちました。さらに、8月22日のシンシナティ・レッズ戦では、ジョシュ・スミスからメジャー初本塁打を記録しました。この年、メジャーでは40試合に出場し、打率.233、2本塁打、12打点を記録しました。

2017年には、第4回[ワールド・ベースボール・クラシック]のイタリア代表に選出され、国際舞台でも活躍しました。背番号は25番でした。

2018年8月31日にDFAとなり、その後、現役を引退しました。

引退後

2019年からは、フィラデルフィア・フィリーズで選手情報部門の補佐として、野球界に貢献しています。

セゲディンの選手としての軌跡は、決して平坦な道ではありませんでしたが、常に向上心を持ち、努力を重ねることで、MLBの舞台まで上り詰めました。引退後も、その知識と経験を活かし、フィリーズで新たな役割を担っています。

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