ロングアイランド・アイスティー

ロングアイランド・アイスティー

ロングアイランド・アイスティーは、紅茶を一切使用せずに、見た目と味わいを紅茶に似せて作られたカクテルです。その飲みやすさとは裏腹に、高いアルコール度数を誇り、「レディキラーカクテル」という異名も持っています。

由来

ロングアイランド・アイスティーは、1970年代にアメリカ合衆国ニューヨーク州のロングアイランドで生まれたとされています。オーク・ビーチ・インのバーテンダー、ロバート・バッツが考案したという説が有力です。しかし、テネシー州にある同名の街が発祥の地であるという説も存在します。

レシピ

国際バーテンダー協会のレシピを参考に、一般的なロングアイランド・アイスティーのレシピをご紹介します。

材料

テキーラ：15ml
ホワイト・ラム：15ml
ジン：15ml
コアントロー：15ml
レモンジュース：30ml
ガムシロップ：20ml
コーラ：適量

作り方

1. 全ての材料をハイボールグラスに入れます。
2. ゆっくりと混ぜ合わせます。
3. お好みでレモンスライスを飾ります。

国際バーテンダー協会のレシピではウォッカは使用されていませんが、古くからウォッカを他の酒類と同量加えるレシピも存在します。また、ウォッカを加え、ホワイト・ラムを抜くレシピもあります。

コーラ以外の材料をシェイクしてコリンズグラスに注ぎ、コーラを加えて軽く混ぜる作り方もあります。

バリエーション

ロングアイランド・アイスティーには、さまざまなバリエーションが存在します。

ロングアイランド・ビーチ：コーラをクランベリージュースに変えたもの。
アディオス・マザーファッカー：コーラを炭酸水、コアントローをブルーキュラソーに変えたもの。鮮やかな青色が特徴です。
テキサス・アイスティー：バーボンウイスキーを加えた、よりアルコールの強いバージョン。
77サンセット・ストリップ：コーラをパイナップルジュースと7upに変え、グレナデンシロップを加えたもの。
東京アイスティー：コアントローをメロンリキュール、コーラをサイダーに変えたもの。緑色が特徴的です。

ロングアイランド・アイスティーは、その多様なバリエーションと飲みやすさから、世界中で愛されているカクテルです。しかし、アルコール度数が高いので、飲みすぎには注意が必要です。

もう一度検索