ワスカル・ブラゾバン

ハルシネオ・レアンドロ・ブラゾバンの経歴と成績

ハルシネオ・レアンドロ・ブラゾバンは、1989年10月15日にドミニカ共和国のサントドミンゴビジャ・メジャにて誕生したプロ野球選手です。ポジションは投手で、右投右打を特徴としています。現在はMLBのニューヨーク・メッツに所属しています。

プロ入りとロッキーズ傘下時代

ブラゾバンは2012年にアマチュアFAとしてコロラド・ロッキーズと契約し、プロキャリアがスタートしました。彼のキャリアにおいて2015年は怪我に見舞われたため、全シーズンを棒に振ってしまいました。同年のオフにはフリーエージェントになり、その後2016年には一時野球から離れていたものの、11月にロッキーズと再契約を結びました。

2017年には傘下のA+級ランカスター・ジェットホークスとAA級ハートフォード・ヤードゴーツで37試合に登板し、2勝1敗5セーブ、5.77の防御率を記録しています。しかし、この年のオフにも再びフリーエージェントとなりました。

独立リーグ時代

2018年以降、ブラゾバンはアトランティックリーグのランカスター・バーンストーマーズに所属し、37試合に登板して2勝4敗4セーブ、防御率1.99の驚異的な成績を残しました。2019年はビザの問題で公式戦に出場できず、2020年もコロナウイルスの影響により同様の状況でした。

2021年にはハイポイント・ロッカーズにトレードされ、このシーズンは16試合に登板し1勝1敗、防御率2.81という安定した成績を収めました。

マーリンズ時代

2022年にはマイアミ・マーリンズとのマイナー契約を結び、AA級ジャクソンビル・ジャンボシュリンプで27試合にリリーフ登板し、2勝0敗、防御率3.18、59奪三振と素晴らしい成績を記録しました。2022年7月24日にはメジャー契約を取得し、同日のピッツバーグ・パイレーツ戦にて32歳でメジャーデビューを果たしました。

さらに、同年は27試合に登板し、1勝1敗4ホールド、防御率3.09という好成績を残しました。2023年シーズンでは50試合に登板し、防御率4.14の成績を収めました。

メッツ時代

2024年7月30日、ブラゾバンはウィルフレド・ララとのトレードによりニューヨーク・メッツに移籍しました。今後の活躍が大いに期待される選手です。

詳細な成績

2023年シーズン終了時の年度別投手成績では、彼のパフォーマンスが数値として示されており、特に防御率や奪三振数において際立った成績を残しています。背番号は2022年が81、2023年から2024年7月27日までは31、そして2024年7月31日以降は43を背負っています。

ブラゾバンは、ドミニカ共和国出身の多くのMLB選手の顔のひとつであり、今後もさらなる成長が期待される若手投手の一人です。

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