ヴィーナス (ORIGINAL LOVEの曲)

シングル『ヴィーナス』の概要

『ヴィーナス』は、1992年4月8日にORIGINAL LOVEが発表したシングルで、彼らの3作目にあたります。この曲は、アルバム『結晶 SOUL LIBERATION』からの先行シングルであり、アルバムと同じ楽曲ではありますが、エンディング部分が約20秒短くなっています。

リミックスと新録音

後に、この曲はリミックス・アルバム『SESSIONS』に収録され、木原龍太郎がピアノを伴奏した“VOCAL & PIANO VERSION”として再登場しました。また、アルバム『SUNNY SIDE OF ORIGINAL LOVE』では新たに録音されたバージョンが収められています。このように、『ヴィーナス』は時間が経つにつれてさまざまな形でリリースされ、リスナーに新たな音楽体験を提供しています。

デジタル・リマスタリング

2007年10月24日には、ORIGINAL LOVEの『standard of 90's』シリーズの一部として『結晶 SOUL LIBERATION』が24bitデジタル・リマスタリングにより再発されました。この再発版は、田島貴男が監修した紙ジャケット仕様の公認盤であり、オリジナルのヴォーカル・トラックは異なるテイクに差し替えられました。

仮タイトルとカップリング

面白いことに、当初『ヴィーナス』は「魅惑の宵」という仮タイトルで紹介されていました。シングルのカップリングには「スクランブル」という曲が収められており、こちらもアルバム『結晶 SOUL LIBERATION』からの先行収録で、内容はそのままです。収録時間については「5分47秒」と誤表記されていますが、実際の収録時間は変わらず4分47秒です。

オリジナル・カラオケ

さらに、1995年12月には「ヴィーナス」のオリジナル・カラオケバージョンが、アーティスト非監修のボックスセット『COLOR CHIPS ORIGINAL LOVE LEGEND 1991-1994』のオリジナル・カラオケ集「GREEN」に収録されています。これにより、楽曲の新たな楽しみ方が提供されています。

収録曲リスト

• - ヴィーナス The Venus (5'11")
• - スクランブル Scramble (4'47")
• - ヴィーナス（オリジナル・カラオケ） The Venus (instrumental version)

『ヴィーナス』は、ORIGINAL LOVEの音楽性を象徴する楽曲であり、その影響力や魅力はリリースから多くの時間が経った今でも色あせることなく、ファンに愛され続けています。この曲を通じて、ORIGINAL LOVEの音楽の深さと多様性を実感できることでしょう。

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