一山本大生

一山本 大生

基本情報

一山本 大生（いちやまもと だいき、1993年10月1日生まれ）は北海道岩内町出身の現役大[[相撲]]力士で、現在放駒部屋に所属しています。身長188cm、体重150kg、血液型はB型で、最高位は2024年1月場所の東前頭7枚目です。

生い立ちと初期の相撲人生

彼は3人兄弟の末っ子として生まれ、母の影響で小学校2年生から相撲を始めました。様々なスポーツに挑戦したものの、相撲に惹かれ続けることになります。中学時代には全国中学校[[相撲選手権大会]]の北海道予選で優勝者に敗れたことから、相撲を続ける決意を固めます。大野農業高校を経て中央大学商学部に進学しますが、特筆すべき成績がないため、卒業後は公務員として北海道福島町役場に就職しました。

大[[相撲]]への道

町役場勤務の傍ら、相撲普及に努めつつ2016年の国体に参加しましたが、結果は不本意なものでした。中央大学の相撲部OB会長に誘われたことを契機に大[[相撲]]への再挑戦を決意します。23歳の年齢制限に間に合わないところでしたが、新たな規定が設けられたことで、新弟子検査を受けることが認められました。この制度の適用第1号となり、道を切り開く形で大[[相撲]]に入門しました。

初土俵とその後

二所ノ関部屋に入門し、2017年1月場所で初土俵を踏みました。初土俵の際に名付けられた四股名「一山本」は、運をもたらす9画に由来しています。3月場所では序ノ口で全勝優勝を果たし、順調に昇進。2019年7月には新十両として昇進が決まり、関取への道を歩み始めます。

幕内昇進の経過

新十両での2021年11月場所では13勝2敗を記録し、初の十両優勝を達成。この成功を受けて、2022年1月場所に再入幕を果たしました。2022年3月場所では、挫折を経験しながらも復帰し、千秋楽で勝ち越しを決めます。2023年に入ると、ついに10勝を挙げ自身初の幕内2桁白星を達成。しかしその後の場所では苦戦し、上位陣との対戦で厳しい星を残しました。

取り口とスタイル

一山本の取り口は、長いリーチを活かした素早い突き押しが特徴です。兄弟子たちからも、そのセンスや落ち着きが評価されています。対応力の高さや、巧みな攻撃スタイルは、観客やジャーナリストの間でも高く評価されています。

プライベートな一面

好物は牡蠣で、特に幼馴染から地元の牡蠣を送られることが多いようです。また、七夕では「八山本」と書いた短冊を飾り、勝ち越しを祈るなど、オフの生活を楽しむ姿も見られます。好きなアーティストはジェニーハイであり、趣味としてナノブロックを楽しむ一面を持っています。

まとめ

一山本大生は、今後の活躍が期待される若手力士です。持ち前の実力と根性で、さらなる高みを目指し続ける姿が注目されます。特に北海道出身の力士として、新たに築く歴史や成果に期待が寄せられています。

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