三井住友トラスト・ホールディングス株式会社
三井住友トラスト・ホールディングス株式
会社(英: Sumitomo Mitsui Trust Holdings, Inc.)は、三井住友信託銀行を中心とした銀行持株
会社です。上場銘柄の略称は「三井住友トラ」であり、
日経平均株価と
TOPIX Large70の構成銘柄としても認識されています。
概要
この持株
会社は、2011年4月1日に中央三井トラスト・ホールディングスと住友信託銀行との経営統合により設立されました。三井グループと住友グループの双方に属する
企業でありながら、それぞれ独立した
企業グループとして運営されています。また、「三井住友」の名前を持つ別のグループ、
三井住友フィナンシャルグループ(SMBCグループ)とは直接的な資本関係は存在しません。
設立の背景
設立に関するさらに詳しい経緯については、「住友信託銀行」や「三井住友信託銀行」の関連文書を参照してください。
沿革
- - 2011年4月1日: 中央三井トラスト・ホールディングスが住友信託銀行との株式交換を行い、それに伴い商号を変更、さらに本社をグラントウキョウサウスタワーへ移転しました。
- - 2012年4月1日: 子会社の住友信託銀行が中央三井信託銀行と中央三井アセット信託銀行を吸収合併し、社名を三井住友信託銀行に改称しました。
- - 2013年3月8日: 公的資金の全額返済を発表しました。
- - 2015年:
-
3月31日: シティカードジャパンを400億円強で買収することを発表。
- 12月14日: シティカードジャパンの買収が完了し、社名を三井住友トラストクラブに変更。
- - 2017年6月29日: 指名委員会等設置会社へ移行しました。
- - 2024年10月1日: 三井住友トラストグループ株式会社への商号変更を予定しています。
社長の歴歴は、設立から現在に至るまで様々なリーダーが
企業を支えてきました。各
社長の取り組みは、それぞれの時代において三井住友トラスト・ホールディングスの成長を牽引しました。
平成26年
3月31日時点で、76社の連結子
会社と28社の持分法適用関連
会社を擁し、幅広い事業展開を行っています。
- - 三井住友信託銀行
- - 三井住友トラスト・パナソニックファイナンス
- - 三井住友トラスト不動産
- - 三井住友トラスト不動産投資顧問
- - 三井住友トラスト総合サービス
親密関係のある金融機関
東京きらぼしフィナンシャルグループなどとの親密な関係があり、旧八千代銀行の国民銀行買収といった歴史的経緯から、相互に連携を深めています。特に、親子関係のある銀行と密接に連携しています。
以上が、三井住友トラスト・ホールディングスの概要です。信託業務や不動産関連など、多岐にわたる事業展開により、今後の成長が期待される
企業です。