三山木駅

三山木駅（みやまきえき）

三山木駅は、京都府京田辺市三山木中央に位置する近畿日本鉄道（近鉄）京都線の駅で、駅番号はB18です。駅は地域の交通の要所として、多くの利用者に親しまれています。

歴史

1930年代、具体的には1928年11月3日、奈良電気鉄道によって初めて開業しました。当時は桃山御陵前と西大寺を結ぶ路線の一部でした。その後、1963年に近畿日本鉄道に合併され、現在の桃山御陵前 - 西大寺間の路線の一部として継続しています。

1995年にはホームの有効長が6両分に延長され、より多くの乗客に対応できるようになりました。続く2002年には高架化工事が着手され、2004年7月には京都方面のホームが高架化して開業、その後2005年8月には大和西大寺方面のホームも高架化され、全ての工事が完了しました。

2007年3月には駅前広場が一部完成し、4月からICカード「PiTaPa」も導入されました。駅前の整備は進み、2008年に駅前広場の工事が完了しました。そして2024年1月には終日無人駅となる予定です。

駅構造

三山木駅は、相対式2面2線の高架駅で、ホームの有効長は6両まで対応しています。改札口は1ヶ所で、もともと地上にあった駅時代には、ホームの方向に応じて複数の改札口が存在していました。

特徴

駅のダイヤでは、特に同志社大学と同志社女子大学の開校日には臨時列車が運転され、夕方には近鉄宮津発新田辺行きの普通列車が設定されています。一部の列車は新田辺から京都へ向かう準急や、国際会館行きの普通列車に変更されて運行されます。また、現在の近鉄宮津駅の近くにある宮津車庫が設置された当初は、駅としてではなく信号所として扱われており、利用状況に応じて駅に昇格されるまで、当駅終着の列車が設定されていました。

駅設備と営業面

無人駅である三山木駅は、新田辺駅が管理を行っています。改札口にはPiTaPaやICOCAに対応した自動改札機が設置されており、自動精算機も用意されているため、乗客はスムーズに利用できます。

利用状況

2023年11月7日時点での1日あたりの乗降人員は4,741人です。このような利用状況は続き、地域の交通にとって重要な存在であり続けています。数年間にわたる調査結果も、その安定した利用状況を示しています。

駅周辺

三山木駅の駅前にはバスターミナルがあり、同志社京田辺キャンパスへのアクセスが非常に便利です。このキャンパスには多くの学生や教職員が通っていますが、駅からのバスの便が充実しているため、非常に利用しやすい環境が整っています。また、駅近くには京都府道22号といった道路もあり、交通の中心としての役割を果たしています。

駅の近隣には、京田辺市立三山木小学校、三山木郵便局、スーパーなども点在しており、地域の皆さんにとって便利な場所となっています。特に、スーパーマーケットや病院が近くにあるため、毎日の生活の利便性も高まっています。各種バス路線も整備されており、JR三山木駅との接続も良好です。

隣の駅

• - 近畿日本鉄道京都線

- ■急行（通過列車を除く）
- ■急行（京都発近鉄宮津行き）・■普通
興戸駅 (B17) - 三山木駅 (B18) - 近鉄宮津駅 (B19)

三山木駅は、その便利な立地と歴史的背景を持ちながら、地域の人々に愛され続けている鉄道駅です。

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