三樽別川

三樽別川について

三樽別川（さんたるべつかわ）は、北海道札幌市手稲区を流れる、新川水系に属する二級河川です。全長はおよそ5～6kmですが、二級河川として指定されている区間は1.2kmとなっています。

川の名前は、アイヌ語の「サンダラッケ」（荷縄を下ろすところ）に由来すると言われています。

三樽別川の流路

三樽別川は、手稲区南西に位置する手稲山の山頂北東部を源流とし、おおむね北東方向へと流れます。丸山の北西で平地に出ると、市街地を東へと流れを変えます。JR函館本線の稲積公園駅の北東側を、線路と並行するように約500メートル流れ、手稲区前田1条で中の川へと合流します。

手稲山へと続く手稲山麓通は、途中までこの川に沿って走っています。道路のすぐそばの山裾には「かっこうの森キャンプ場」があり、自然を満喫できるスポットとなっています。キャンプ場から川の上流へ向かうと、手稲山麓通は西へとそれ、川沿いに道はなくなります。

三樽別川に架かる橋梁

三樽別川には、以下の橋が架かっています。

（橋） - 手稲山麓通
（橋） - 手稲山麓通
（橋） - 札樽自動車道
（橋）
手稲山麓1号橋
富丘橋 - 高台通
官舎橋
三樽別橋 - 国道5号
富丘2条橋 - 二十四軒手稲通
三樽別2号橋
三樽別1号橋
三樽別公園橋
富丘1条橋
函館本線
* 富丘通こ線橋 - 富丘通、2005年12月26日開通。


三樽別川は、手稲山の豊かな自然を背景に、市街地を潤す貴重な水辺空間として、地域住民に親しまれています。

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