三菱重工環境・化学エンジニアリング

三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社

三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社は、神奈川県横浜市西区に本社を構える環境装置のエンジニアリング会社です。これは三菱重工業株式会社の完全子会社であり、環境装置の設計、製作、アフターサービス、運転管理などの事業を展開しています。

概要

この企業は、環境問題に対処するためにさまざまな技術的ソリューションを提供することに特化しています。主な業務には、廃棄物処理装置や排煙脱硫装置などの環境保護装置の設計と実施が含まれ、その完成度の高さは業界内で定評があります。

沿革

• - 1967年: 三菱重工の旧MCECに基づく設計会社、広菱エンジニアリング株式会社が設立される。
• - 1972年: 二つの会社が統合され、菱和エンジニアリング株式会社に改名される。
• - 1976年: 環境装置のアフターサービスと運転維持管理を行うために、重工環境サービス株式会社が設立される。
• - 1987年: 社名が三菱重工環境エンジニアリング株式会社に変更される。
• - 2009年: 事業再編に伴い、特定の環境装置関連事業が神菱ハイテックに移管される。
• - 2009年: 菱和エンジニアリングと三菱重工環境エンジニアリングが合併し、三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社が設立される。これにより、新たに廃棄物処理装置の新設やアフターサービス、石油・化学プラントのエンジニアリング業務も行うようになる。
• - 2010年: 本社が東京都港区から横浜市西区に移転される。

事業所と拠点

本社の他に、【プラント事業本部】【O&M事業本部】【調達部】が横浜ブルーアベニューに位置しています。また、全国各地に札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡の支店があり、金沢、長崎には営業所、広島には技術事務所があります。

関連会社

この会社は、環境関連のオペレーションを行ういくつかの関連会社を持っています。具体的には、重環オペレーション株式会社やエム・エイチ・アイ・エアポート環境株式会社などがあり、地域ごとに専任のオペレーション会社も用意されています。また、海外には「菱重環環境技術服務（北京）有限公司」といった関連会社も存在し、国際的なビジネス展開も視野に入れています。

まとめ

三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社は、環境問題に対処するための先端技術を駆使して、持続可能な社会の実現に寄与し続けています。多様なサービスと専門知識を持つこの企業は、今後もさらなる成長が期待されています。

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