三重県道762号朝明渓谷線

三重県道762号朝明渓谷線の概要

三重県道762号朝明渓谷線（みえけんどう762ごう あさけけいこくせん）は、三重県三重郡菰野町を通過する一般県道です。この道路は、大字千草から始まり、同じ町内の大字潤田まで伸びています。全長は約7.7キロメートルで、周囲の自然景観を楽しむことができるルートとしても知られています。

路線データ

この県道の起点は、菰野町大字千草の字見切谷付近にあり、国道306号と交差する潤田交差点が終点となっています。具体的な起点は字見切谷7145番地です。終点は字西堀2154番地先となっており、ここで国道306号と接続します。総延長は7,676.70メートルとなっています。

歴史的背景

三重県道762号は1983年（昭和58年）10月4日に認定され、当初の起点と終点が設定されました。最初は、菰野町大字千草字ムベガ平7163番地が起点として指定され、終点は同町大字潤田字西堀2154番地とされていました。その後、1991年（平成3年）6月14日には道路区域が変更され、路線が延長されることとなりました。

変更された結果、新しい起点が菰野町大字千草字見切谷7145番地に移動し、路線全体が47.50メートル延長されました。このような変更は、地域の発展や交通状況の改善に寄与することを目的としています。

路線状況

この道路は、千草街道とも呼ばれており、地元の人々に親しまれています。周囲には美しい風景が広がり、鈴鹿国定公園や朝明渓谷に近接するため、観光客やハイカーにも利用されています。特に、朝明川や尾高山、尾高高原、尾高観音などの自然名所が点在しており、訪れる人にとって魅力的なスポットとなっています。

通過する自治体

三重県道762号は、三重県内での主要な道路網として、主に菰野町を通過します。この地域は自然が豊かで、環境への配慮がなされています。さらに、周辺には三重県民の森や尾高温泉といった観光地もあり、自然と文化が調和する地域としての側面も持っています。

沿線の施設

沿線には、地域のさまざまな施設が点在しています。菰野町役場や消防本部、千種小学校、千種郵便局など、地域の生活に密着した施設があり、地元住民にとって重要な役割を果たしています。また、三重カントリークラブも近くにあり、ゴルフを楽しむ人々にも利用されています。

このように、三重県道762号朝明渓谷線は、地域の生活の基盤となる道路であると同時に、訪れる人々に自然の美しさを伝える重要な役割を果たしています。

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