上末吉

上末吉（かみすえよし）

上末吉は、神奈川県横浜市鶴見区の北部に位置する町名です。現在の行政地名は上末吉一丁目から上末吉五丁目で、住居表示が実施されています。この記事では、1969年6月1日に廃止された旧上末吉町についても記述します。

地理

上末吉は鶴見区の北部に位置し、以下の地域と隣接しています。

北西：駒岡三丁目・四丁目
西：梶山一丁目・二丁目
南：下末吉三丁目・四丁目
東（鶴見川を挟んで）：矢向一丁目
北：江ケ崎町
北東：川崎市幸区小倉5丁目

鶴見川の対岸とは末吉橋で結ばれており、上末吉五丁目と川崎市幸区小倉5丁目が接続しています。かつて上末吉二丁目と矢向一丁目の間には川崎市の水管橋がありましたが、導水管の地下化に伴い2015年に撤去されました。現在は、鶴見川人道橋として再設置される予定です。

主要道路としては、神奈川県道14号鶴見溝ノ口線、環状2号線、神奈川県道140号川崎町田線が町内を通っています。

歴史

沿革

横浜市に編入される前、この地域は橘樹郡旭村大字上末吉でした。

上末吉町の変遷

1927年4月1日：横浜市に編入され、横浜市上末吉町となる。
1927年10月1日：横浜市の区制施行により、鶴見区が新設され、横浜市鶴見区上末吉町となる。
1928年3月15日：耕地整理に伴い、下末吉町、鶴見町の一部を編入し、市場町との境界を変更。
1934年12月30日：耕地整理に伴い、下末吉町の一部を編入。
1937年11月1日：耕地整理に伴い、下末吉町との境界を変更。
1950年3月15日：耕地整理に伴い、上末吉町の一部を市場町、矢向町へ編入。
1968年7月1日：矢向・市場地区の住居表示実施に伴い、上末吉町の一部を元宮二丁目へ編入。
1969年6月1日：住居表示実施に伴い、上末吉町は廃止され、上末吉一丁目から五丁目、梶山一丁目・二丁目、三ツ池公園、下末吉四丁目・六丁目、駒岡町へ編入。

上末吉の成立

1969年6月1日：住居表示実施に伴い、上末吉町、下末吉町、駒岡町の各一部と矢向町の全部を編入し、上末吉一丁目から五丁目が新設された。

面積

各丁目の面積については、詳細なデータが提供されていません。

世帯数と人口

2024年4月30日現在の世帯数と人口は、横浜市が公表しているデータに基づいています。具体的な数値は変動するため、最新の情報を参照ください。

人口の変遷

国勢調査による人口の推移は、過去のデータに基づいています。具体的な数値は、各調査年次の結果を参照ください。

世帯数の変遷

国勢調査による世帯数の推移も、過去のデータに基づいています。こちらも具体的な数値は、各調査年次の結果をご参照ください。

事業所

2021年の経済センサス調査によると、事業所数と従業員数は以下の通りです。具体的な数値は、経済センサスの詳細なデータをご参照ください。

事業所数の変遷

経済センサスによる事業所数の推移は、過去のデータに基づいています。

従業員数の変遷

経済センサスによる従業員数の推移も、過去のデータに基づいています。

地域

教育

上末吉一丁目：横浜市立末吉小学校、鶴見双葉幼稚園
上末吉五丁目：横浜市立上末吉小学校

学区

市立小・中学校に通う場合の学区は、2023年4月時点の情報に基づいています。詳細については、横浜市の教育委員会にお問い合わせください。

施設

横浜市末吉地区センター
横浜上末吉郵便局
川崎市上下水道局 末吉配水池

地主

上末吉の主な地主には、小松原正直や横山源太郎などがいました。

出身・ゆかりのある人物

小松原正直：農業、地主、神奈川県多額納税者

その他

郵便

郵便番号：230-0011（集配局：鶴見郵便局）

警察

町内の警察管轄区域については、鶴見警察署の管轄となります。詳細については、鶴見警察署にお問い合わせください。

参考文献

交詢社編『日本紳士録 第37版附録 多額納税者名簿』交詢社、1933年。
交詢社編『日本紳士録 第41版』交詢社、1937年。
帝国秘密探偵社編『大衆人事録 第12版 北海道・奥羽・関東・中部・外地・満州・支那・海外篇』帝国秘密探偵社ほか、1938年。
横浜市市民局「横浜市町区域要覧」2016年6月
* 「上末吉村」『新編武蔵風土記稿』巻ノ66橘樹郡ノ9、内務省地理局、1884年6月。

注釈

注釈については、提供された情報には含まれていません。

出典

出典については、上記の参考文献をご参照ください。

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