上海軌道交通7号線

上海軌道交通7号線

上海軌道交通7号線は、上海市内を南北に縦断する重要な路線の一つです。通称「宝山線」とも呼ばれ、宝山区の祁華路駅から浦東新区の花木路駅までを結んでいます。この路線は、上海市民の通勤・通学、観光など、日々の移動を支える上で欠かせない存在となっています。

概要

7号線は、全長44.366kmに及ぶ路線で、31の駅を有しています。そのほとんどが地下駅ですが、一部地上区間も存在します。軌間は1,435mm（標準軌）で、全線が複線化されており、スムーズな運行が可能です。また、電化区間は直流1,500Vの架線集電方式を採用しています。

7号線の建設は2005年11月24日に始まり、2009年12月5日に上海大学駅 - 花木路駅間が開通しました。その後、2010年12月28日には美蘭湖駅 - 祁華路駅間が開通し、路線の延伸が進められました。ただし、新開通区間の一部駅は当初未開業で、通過扱いとなっていました。

路線データ

路線距離 (営業キロ)：44.366 km
軌間：1,435 mm (標準軌)
駅数：31駅
複線区間：全線
電化区間：全線（直流 1.500 V 架線集電方式）
地上区間：あり
走行方向：右側通行

沿革

2005年11月24日：7号線の建設着工
2008年10月15日：試運転列車が初運行
2008年12月6日：各駅名が正式発表
2009年12月5日：第1期工事区間（上海大学駅 - 花木路駅間）が開通
2010年4月20日：後灘駅が開業
2010年12月28日：第2期工事区間（美蘭湖駅 - 祁華路駅間）が「客扱い試運転」として開通
2011年6月30日：劉行駅、潘広路駅が開業
2012年6月6日：船廠路駅が龍華中路駅に改名

特徴

7号線は、上海市内の主要な地域を結ぶため、多くの乗客に利用されています。特に、宝山区や浦東新区といった郊外地域からのアクセスを向上させ、都市の発展に大きく貢献しています。また、上海大学や花木路といった主要な施設へのアクセスも容易にするため、学生やビジネスマンにとっても重要な交通手段となっています。

路線の延伸や駅の開業を通じて、7号線は常に進化を続けています。今後も、上海市民の生活を支える重要な路線として、その役割を果たしていくことが期待されます。

その他

7号線に関するより詳細な情報は、以下の情報を参照ください。

駅一覧：各駅の詳しい情報や乗り換え案内
運行状況：現在の運行状況や遅延情報

関連項目

中華人民共和国の鉄道

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