上越三和道路

上越三和道路

上越三和道路は、新潟県上越市に位置し、国道18号上新バイパスの寺ICから三和ICに至る全長7.0kmの地域高規格道路です。この道路は、国道253号の自動車専用道路として事業が進められています。

概要

上越三和道路は、新潟県南西部の上越地域と十日町市・南魚沼市を中心とする魚沼地域を結ぶ、地域高規格道路「上越魚沼地域振興快速道路」の一部を構成しています。現道の国道253号は、沿線に民家が密集し、道幅が狭いため、特に冬季の降雪時には車両の通行に危険が生じていました。上越三和道路の建設により、降雪や積雪によるリスクを軽減し、スムーズな交通を確保することで、地域社会の発展と住民の生活水準の向上に寄与することが期待されています。

路線データ

起点: 上越市大字寺（寺IC = 国道18号上新バイパス交点）
終点: 上越市三和区本郷（三和IC = 新潟県道30号新井柿崎線・国道253号三和安塚道路交点）
全長: 7.0 km（寺ICランプ0.4 kmを含むと7.4 km）
規格: 第1種第3級
設計速度: 80 km/h
車線数: 4車線（暫定2車線）
指定区間: なし（ただし、権限代行により国土交通省が事業主体）

歴史

1994年（平成6年）12月16日: 上越魚沼地域振興快速道路の上越市 - 六日町（現南魚沼市）間（L=60 km）が計画路線に指定。
1995年（平成7年）8月23日: 上越市 - 松代町間（29 km）が調査区間に指定。
1998年（平成10年）12月18日: 上越三和道路（7 km）が整備区間に指定。
2000年（平成12年）3月7日: 上越三和道路が都市計画決定。
2001年（平成13年）: 用地取得に着手。
2002年（平成14年）: 工事着工。
2019年（平成31年）3月24日: 寺IC - 鶴町IC間が開通。
2019年（令和元年）11月22日: 門田新田ICが供用開始。

地理

通過する自治体

新潟県
上越市

インターチェンジなど

寺IC（国道18号上新バイパス、新潟県道13号上越安塚柏崎線接続）
門田新田IC（新潟県道13号上越安塚柏崎線接続）
鶴町IC（新潟県道77号上越頸城大潟線接続）
三和IC（新潟県道30号新井柿崎線、国道253号三和安塚道路接続予定）

脚注

国土交通省北陸地方整備局 高田河川国道事務所
国道253号上越三和道路
国土交通省北陸地方整備局 事業評価監視委員会
道路事業の再評価資料〔国道253号 上越三和道路〕（2013年9月）

関連項目

上越魚沼地域振興快速道路
中部地方の道路一覧
地域高規格道路一覧

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