下船渡駅

下船渡駅について

下船渡駅（しもふなとえき）は、岩手県大船渡市大船渡町字宮ノ前に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）大船渡線BRTのバス停留所です。この場所には、かつて同社の大船渡線の鉄道駅が存在していました。

歴史

下船渡駅は、1934年（昭和9年）9月3日に開業しました。その後、1962年（昭和37年）10月1日に貨物の取り扱いを廃止し、1974年（昭和49年）3月1日には荷物扱いも廃止され、無人駅となりました。1987年（昭和62年）4月1日の国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となりました。

2011年（平成23年）3月11日、東日本大震災が発生し、東北地方太平洋沖地震による津波により駅は甚大な被害を受け、鉄道駅としての機能を休止しました。その後、2013年（平成25年）3月2日にBRT（バス高速輸送システム）により仮復旧しました。当初BRTは駅前に発着していましたが、同年9月28日のバス専用道延伸に伴い、旧駅舎の位置にBRT用の駅舎が整備されました。

2020年（令和2年）4月1日、気仙沼駅 - 盛駅間の鉄道事業廃止により、下船渡駅は鉄道駅としては廃駅となりました。現在はBRTの停留所として機能しています。

駅構造

現在の駅構内には、旧ホームと線路が撤去された専用道上にBRT用の乗降所が整備されています。構内は2車線で、細浦方面には一般道への出入口があり、非常時の迂回運行などに活用されています。震災前は単式ホーム1面1線を有する地上駅で、盛駅が管理する無人駅でした。

2011年の東日本大震災による津波で施設が浸水しましたが、駅舎は流出を免れ、BRTの駅舎として改装されました。

利用状況

JR東日本によると、2023年度（令和5年度）の1日平均乗車人員は20人です。2013年度（平成25年度）以降の利用状況の推移は以下の通りです。

（実際のデータは省略。別途資料を参照ください）

駅周辺

駅周辺には以下の施設や道路があります。

岩手県道230号丸森権現堂線
国道45号
三陸沿岸道路 大船渡碁石海岸インターチェンジ
下船渡貝塚（国史跡）

隣の停留所

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■大船渡線BRT

□快速・■普通

大船渡丸森駅 - 下船渡駅 - 大船渡魚市場前駅

かつて存在した鉄道路線

東日本旅客鉄道（JR東日本）

■大船渡線

細浦駅 - 下船渡駅 - 大船渡駅

脚注

（実際の脚注は省略。別途資料を参照ください）

関連項目

日本の[[鉄道駅一覧]]

外部リンク

駅の情報（下船渡駅）：JR東日本



この情報は、下船渡駅の歴史、構造、利用状況、周辺施設について詳しく解説しています。下船渡駅は、震災からの復興の象徴として、地域の人々の生活を支える重要な拠点となっています。

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