不死身の第四小隊

不死身の第四小隊

概要

不死身の第四小隊（Immortal The 04th Platoon）は、OVA『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場する架空の部隊です。この小隊は、地球連邦軍に属するサウス・バニング、アルファ・A・ベイト、ベルナルド・モンシア、チャップ・アデルの4名のモビルスーツパイロットで成り立っています。彼らは、デラーズ紛争や一年戦争といった重要な戦闘に参加しています。

不死身の第四小隊という名称は、ソロモン攻略戦やア・バオア・クー攻略戦などの過酷な戦闘の中で、戦死者を出さずに戦い抜いたことに由来しています。この隊の正式名称は「第二連合艦隊第4MS小隊」であり、彼らは一般的にはジムタイプのモビルスーツに搭乗しています。また、カメレオンとローマ数字のIVをモチーフにした部隊章を持っています。

小隊の歴史と動向

彼らはデラーズ紛争の後、一部隊員を除いた旧アルビオン乗員と合流し、ティターンズに入隊しました。アルビオンのMSパイロットとしてアレキサンドリア級巡洋艦アル・ギザに配属されましたが、その後の行動は不明です。特に、サウス・バニングが戦死した際の残りのメンバーの動向が気になるところです。

メンバー

サウス・バニング

• - 声：菅原正志
• - 階級：大尉（39歳）

バニングは本小隊の隊長であり、ベテランのパイロットです。彼は常に妻のシルビアの写真を持ち歩いていますが、実際には別居しています。彼の年齢が影響し、引退を考え始めるなど、体力の限界を感じながらも活躍しています。特に、デラーズ・フリートによるガンダム試作2号機の強奪を追撃する場面が印象的です。

アルファ・A・ベイト

• - 声：戸谷公次
• - 階級：中尉（28歳）

彼は皮肉屋でありながらも、戦闘では役立たずではないメンバーです。バニングの死後は彼の後を継いで隊をまとめ、デラーズ紛争を生き延びました。

チャップ・アデル

• - 声：幹本雄之
• - 階級：少尉（24歳）

アデルはジム・キャノンのパイロットで、温厚かつ真面目な性格です。彼は他のメンバーを注意し、サポート役を担います。他の人々が混乱している中、冷静に行動する姿が際立っています。

ベルナルド・モンシア

• - 声：茶風林
• - 階級：中尉（28歳）

モンシアは一見意地悪そうな性格ですが、仲間には情に厚い面を持っています。彼はしばしば新参者をいびるものの、心を開いた相手には頼れる友となる一面もあります。彼のパイロットとしての腕前は確かですが、私生活はあまり品行方正ではありません。

まとめ

不死身の第四小隊は、その名の通り困難な戦闘を生き残ったモビルスーツパイロットたちの集まりですが、それぞれのキャラクターは深く描かれており、見る人に強い印象を残します。彼らの活躍は、ガンダムシリーズの中でも特に際立っており、多くのファンに愛されています。各キャラクターのエピソードも楽しみの一つであり、それぞれの生き様や相互関係が物語をさらに魅力的にしています。

もう一度検索