世界の決定的瞬間とは？意味をやさしく解説

世界の決定的瞬間

『世界の決定的瞬間』は、日本テレビ系列で不定期に放送されているバラエティ特番です。世界各国で発生した事件、事故、ハプニングなどの貴重な映像を数多く紹介し、視聴者に衝撃と感動を与え続けています。

歴史

番組の初回放送は、1984年 5月26日に「土曜トップスペシャル」枠内で「カメラが捉えた！決定的瞬間」というタイトルで行われました。その後、1986年には「ザ・ショックス～世界の目撃者～」というタイトルで映画化もされています。

1985年12月5日からは「木曜スペシャル」に移動し、「カメラが捉えた決定的瞬間」シリーズとしてPart4からPart9まで、そして番外編が多数放送されました。1990年代までは、カークラッシュや凶悪事件といった衝撃的な映像が中心でしたが、近年では放送基準が厳格化され、人が死亡するような映像はほとんど取り上げられなくなりました。

タイトル変遷

番組は時代とともにタイトルを変化させています。

初期: カメラが捉えた決定的瞬間 Part○
1998年～2000年: 世界の決定的瞬間！奇跡と感動の大救出（秘）最新版
2001年: 世界の超決定的瞬間！こんな映像見たことない（秘）最新版1000カット
2002年: 世界の超決定的瞬間！こんな映像見たことない（秘）最新版2000カット
2002年: 特命！世界超危険映像（秘）リサーチ!!放送ギリギリ禁断映像今夜限り特別解禁スペシャル！生死分けた3000カット（『特命リサーチ200X-II』特別編）
2003年: 決定的瞬間まる見え！超ギリギリ（秘）禁断映像最新強力版3000カット
2003年: 世界の超決定的瞬間！ギリギリ（秘）映像大放出最新強力版2000カット
2004年: 決定的瞬間もろ見え！超ギリギリ（秘）禁断映像最新最強版5000カット
2004年～2005年: 世界の超決定的瞬間!!仰天（秘）禁断映像最強版地獄からの大救出スペシャル
2005年: 世界の超決定的瞬間！絶体絶命!!死の淵から奇跡の生還スペシャル～ブラック・ジャックは確かに実在した
2006年: 仰天!爆笑!カメラが見た決定的瞬間世界の衝撃映像
2007年～2008年: ハプニング続出！驚愕！爆笑！世界のスクープ映像
2007年～2008年: 愛と勇気の（秘）実話映像世界の超決定的瞬間！！まさかの大事件SP
2008年: 世界の超決定的瞬間!常識ヤブリ!の大事件愛と勇気の（秘）映像SP
2009年: 愛と勇気の（秘）実話映像世界の超決定的瞬間！！まさかの大事件SP

映画化

1986年には、早川恒夫総指揮、内田健太郎監督による映画「ザ・ショックス～世界の目撃者～」が公開されました。熊倉一雄、矢島正明がナレーションを務め、八木正生が音楽を担当しています。

ビデオシリーズ

「ザ・ショックス」シリーズは、ビデオとしても多数リリースされました。初期は劇場公開版からの映像が収録されていましたが、後にテレビ未放送シーンや新たな映像が追加されたビデオシネマとして展開されました。これらのビデオは、現在では放送できないような貴重な映像も含まれているとされています。

主なコーナー

カメラが捉えた決定的瞬間
ザ・ショック
笑っちゃいます大賞
ザ・フォーカス
ザ・エアクラッシュ
ザ・クラッシュ
ザ・炎
生死の一瞬
ザ・破壊
奇跡の救出
犯罪の決定的瞬間・警察カメラ編
犯罪の決定的瞬間・防犯カメラ編
隠しカメラが捉えた犯罪の瞬間
スポーツ事故決定的瞬間
仰天！珍事件簿
爆笑！ホームビデオ
世界の一発芸

ナレーション

番組では、数多くの著名な声優やアナウンサーがナレーションを担当しています。矢島正明、神谷明、島本須美、古舘伊知郎などが過去に担当し、近年では杉本るみ、立木文彦、千葉繁などが担当しています。

スタッフ

番組の企画・監修は吉川圭三が担当し、構成は豊村剛、池田一之らが担当しています。制作にはSFINX,inc.、ZENITHなどの制作会社が協力しています。

世界の決定的瞬間