中原朝日

中原朝日（なかはら のぼる、1959年6月1日 - ）は、福岡県出身の元プロ野球選手で、投手として活躍しました。右投右打の選手です。

プロ入り前

中原選手は、筑紫工業高校から九州産業大学に進学しました。大学時代には、福岡六大学リーグで通算28試合に登板し、13勝2敗の成績を収めました。特に1981年春季のリーグ戦では、九州工業大学を相手にノーヒットノーランを達成するという快挙を成し遂げました。この活躍が評価され、プロのスカウトからも注目される存在となりました。

プロ入り後

1981年のプロ野球ドラフト会議で、中原選手は日本ハムファイターズから2位指名を受け、プロ野球選手としてのキャリアをスタートさせました。当時、日本ハムの「隠れ一位候補」とも言われており、球団からの期待も大きかったことが伺えます。

プロ3年目の1984年に一軍デビューを果たしますが、期待されたほどの成績を残すことができず、1986年シーズンをもって現役を引退しました。プロ野球選手としてのキャリアは短いものでしたが、その間には様々な経験を積みました。

投球フォームの特徴

中原選手の投球フォームは、ダイナミックなオーバースローが特徴的でした。投球時に踏み出す足を軸足よりも極端に三塁側へクロスさせるインステップ投法を採用しており、独特のフォームでした。しかし、この投法はボールが高めに浮きやすく、相手打者に打ち込まれる危険性も孕んでいました。また、クイックモーションが不十分であったため、盗塁を許してしまう場面も少なくありませんでした。

詳細情報

年度別投手成績

(詳細な成績は、NPB公式サイトをご覧ください)

記録

初登板：1984年7月10日、対ロッテオリオンズ14回戦（川崎球場）。5回裏1死に3番手として救援登板し、2回を無失点に抑えました。
初奪三振：同上。6回裏に芦岡俊明選手から三振を奪いました。

背番号

25 （1982年 - 1983年）
62 （1984年 - 1986年）

関連項目

福岡県出身の人物一覧
九州産業大学の人物一覧
北海道日本ハムファイターズの選手一覧

外部リンク

個人年度別成績 中原朝日 - NPB.jp 日本野球機構

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