中川拓真

中川 拓真（なかがわ たくま）

• - 生年月日: 2002年7月17日
• - 出身地: 愛知県豊橋市
• - ポジション: 捕手
• - 投打: 右投右打
• - 所属チーム: 東京ヤクルトスワローズ

中川拓真選手は、愛知県豊橋市で生まれ育ち、野球において素晴らしい才能を示してきました。彼は中学校時代には陸上部にも所属し、さらには「東三河ボーイズ」で野球を学びました。特に、ジュニアオリンピックでの砲丸投では全国6位に輝く実績も持っています。

経歴

プロ入り前

高校は豊橋中央高等学校に通い、野球部で活動を続けました。そこでは、秋季愛知大会で3位決定戦を経験しましたが、高校3年生の夏に予定されていた全国高等学校野球選手権大会は新型コロナウイルスの影響で中止となり、甲子園への道は断たれました。代替試合となった愛知県大会での結果は、5回戦での敗退となりました。彼の同級生たちとの活動や、1学年下の星野真生選手との関係も大切にしています。

オリックス時代

プロ野球ドラフトでオリックス・バファローズから指名を受けたのは2020年10月26日のことです。契約金3000万円、年俸450万円で契約を結び、背番号62を背負ってプロ生活をスタートさせました。2021年には二軍で14試合に出場し、2022年には46試合に出場しましたが、正捕手の座は福永奨選手に譲る形となりました。2023年には左手の骨折に悩まされ、出場機会が限られることになりました。結果として、同年10月30日に戦力外通告を受け、育成選手としての契約も打診されましたが、新たな挑戦を望んで退団を選びました。

KAL・熊本時代

オリックスを去った後、2023年11月27日に九州アジアリーグの火の国サラマンダーズへの入団が決まりました。ここでは監督代行の荒西祐大コーチのサポートを受け、プロ入り後初めてレギュラーとしての座を確保しました。2024年6月には打率.298、2本塁打、15打点という素晴らしい成績を記録しました。

ヤクルト時代

2024年7月3日、東京ヤクルトスワローズへの入団が正式に発表され、背番号は90となりました。今後、彼の成長と活躍が期待されるところです。

選手としての特性

中川選手は、高校時代に通算で44本塁打を記録し、一流の捕手としての能力を示しています。また、遠投は110メートルを超え、二塁への送球は1.83秒という俊敏さを持っています。入団時の筋力測定では、同じく高卒のルーキーの中で最高の数値を出しました。

彼は捕手としてだけでなく、一塁手としてもプレーすることができるユーティリティ性も持ち合わせており、今後の成長が非常に楽しみな選手です。

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