荒西祐大

荒西祐大のプロフィール

荒西祐大（あらにし ゆうだい）は、1992年8月25日生まれで、熊本県玉名市の出身です。彼はプロ野球選手（投手）として知られ、現在は野球指導者としても活動しています。右投右打のスタイルを持ち、彼の野球人生は高校時代から始まりました。

経歴

プロ入り前

荒西選手は玉名市立玉水小学校で野球を始め、その後天水中学校で軟式野球部に所属しました。2008年には熊本県立玉名工業高等学校に進学し、1年生からベンチ入りし、2年生からはエースとして活躍しました。しかし、高校時代には甲子園出場は叶いませんでした。卒業後は社会人野球のHonda熊本に入団し、約8年間プレーしました。この期間中、彼は都市対抗野球大会に7回出場し、特に2017年に達成した10奪三振の完封勝利が印象的です。

2018年にはアジア競技大会の野球日本代表に選出され、無失点で銀メダル獲得に貢献しました。同年10月25日にはオリックス・バファローズからドラフト3位指名を受け、契約を結びました。

オリックス時代

2019年にオリックスに加入した荘西選手ですが、最初は二軍でのスタートでした。4月16日に中継ぎとして一軍昇格し、プロ初登板。6月には初先発を果たし、初勝利も記録しましたが、その後のシーズンは中継ぎとしての登板が多く、防御率は4.88とあまり結果が出ませんでした。2021年には一軍登板がなくなり、戦力外通告を受けましたが、12月には合同トライアウトに参加し、印象的なピッチングを見せました。

BCL・信濃時代

2022年からはベースボール・チャレンジ・リーグ（BCリーグ）の信濃グランセローズに選手兼任投手コーチとして入団しました。初年度には7勝3敗、防御率2.29の成績を残し、地区優勝に貢献。2023年シーズンには選手としての活躍だけでなく、若い選手を育成する意義を感じるようになりましたが、シーズン終了後には退団の決断を下しました。

KAL・熊本時代

2023年10月18日には九州アジアリーグの火の国サラマンダーズに選手兼任投手コーチとして入団が発表されました。地域の野球界への恩返しを掲げ、チームの連覇を目指しています。2024年2月15日には監督代行に就任することが決まりました。

選手としての特徴

荒西選手のストレートは最速149km/hで、特にスライダーのキレが持ち味です。コントロールが良く、打者を両サイドに攻めるピッチングスタイルが特徴です。彼の投球フォームはサイドスローからスリークォーターに変化を遂げつつ、再度サイドスローに戻しています。愛称「あらちゃん」としても親しまれています。

結び

荒西祐大選手は長い野球人生を歩みながら、選手としての成績を積み重ねるだけでなく、指導者として次世代を育成する役割も果たしています。彼のこれからの活躍が期待されます。

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