中村祐太

中村祐太選手について

基本情報

中村祐太（なかむら ゆうた）は1995年8月31日に東京都江戸川区で生まれ、現在は埼玉西武ライオンズに所属するプロ野球選手です。ポジションは投手であり、右投右打で活動しています。

経歴

プロ入り前

彼は江戸川区立小岩第五中学校を卒業し、中学時代はリトルシニアの江戸川中央シニアでプレーしました。その後、関東一高に進学。高校1年の秋から背番号10を背負い、2年の春には第84回選抜高等学校野球大会での大活躍により、ベスト4進出に貢献しました。具体的には、別府青山戦で13奪三振完封、智弁学園戦でも1失点で完投勝利、そして横浜戦でも好投しました。しかし、その後、股関節の剥離骨折に苦しむことになり、投球に影響が出ました。

2013年のドラフトでは、広島東洋カープから5位指名を受けてプロ入りし、背番号は67となりました。

広島時代

広島に入団した2017年は、プロ初登板を果たし、5回3失点で勝利を収めました。シーズン終了時には15試合に登板し、5勝をあげ、先発ローテーションの一員として活躍しました。2018年は右側胸部打撲で開幕に遅れましたが、徐々に調子を取り戻し、シーズンを通じ9試合に登板しましたが、3勝4敗でした。2019年と2020年は苦しいシーズンが続き、特に2020年は887日ぶりに勝利を手にしました.

2021年には0勝3敗、防御率11.08と不調に苦しみ、2022年は出場機会がほぼありませんでした。2023年にはリリーフに転向するも、登板数が限られ、勝利は叶いませんでした。

西武時代

2023年12月8日、現役ドラフトで埼玉西武ライオンズに移籍することが決まり、背番号58を与えられました。2024年には開幕直後に出場選手登録され、初登板を果たします。防御率は二軍での登板で好成績を残し、再び一軍に戻ることとなりました。

選手としての特性

中村選手の投球スタイルは、滑らかで無駄のないフォームが特徴です。「マエケン2世」との呼び名もあり、最速146km/hを記録したストレートを中心に、スライダーやチェンジアップ、フォーク、カーブと多彩な変化球を駆使します。また、趣味として『黒子のバスケ』のファンであり、バスケットボールにも興味を持っていたことがあるようです。

まとめ

中村祐太選手は、多くの試練を乗り越えてきたプロ投手であり、今後の成長が期待される選手です。西武ライオンズでの新たなステージでの活躍が待たれます。

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