中靏隆彰

中靏隆彰（なかづる たかあき）は、1990年10月24日生まれの日本のラグビー選手です。現在、ジャパンラグビーリーグワンの東京サントリーサンゴリアスに所属し、その卓越したスピードと決定力でチームに貢献しています。

福岡県福岡市出身の中靏選手は、ポジションをウィング（WTB）としています。身長177cm、体重83kgという体格を生かし、俊敏な動きでトライを量産します。愛称は「ヅル」や「つる」として親しまれています。

幼少期からラグビーに親しみ、小学4年生で競技を始めました。その才能は早くから開花し、7人制日本代表やU20日本代表、ジュニア・ジャパンにも選出されるなど、世代別代表として国際舞台も経験しています。また、U20日本代表ではキャプテンも務めました。

中靏選手は、福岡堅樹選手（現・パナソニック）とは、玄海ジュニアラグビークラブ時代からの幼馴染という間柄です。トップレベルの選手として互いに切磋琢磨し、日本ラグビー界を牽引してきました。

座右の銘は「世に生を得るは、事を為すにあり」であり、常に目標に向かって努力を重ねる姿勢を体現しています。

2009年には西南学院高校を卒業後、早稲田大学に進学しました。高校時代には高校日本代表に選出されています。早稲田大学ではラグビー蹴球部に所属し、才能を磨きました。同級生には、伊藤平一郎、上田竜太郎、中野裕太、西橋勇人、原田季郎、森田慶良、吉井耕平らがおり、彼らもまた、卒業後に様々なチームで活躍しています。

2013年、早稲田大学卒業後、サントリーサンゴリアス（現・東京サントリーサンゴリアス）に加入しました。2014年8月23日には、ジャパンラグビートップリーグ第1節のコカ・コーラレッドスパークス戦に先発出場し、公式戦デビューを果たしました。以降、チームの主力選手として活躍しています。

2017年には、トップリーグでMVP、最多トライゲッター、ベストフィフティーンの3冠を初めて獲得し、その実力を証明しました。同年1月にはスーパーラグビーのサンウルブズのスコッドにも選ばれ、国際的な舞台での活躍も期待されました。

中靏選手の活躍は、多くのラグビーファンに感動を与え、そのプレーは多くの人々の記憶に残っています。

主な受賞歴
2016-17シーズン：トップリーグMVP、最多トライゲッター、ベストフィフティーン

中靏選手は、自身のSNSを通じて、ファンとの交流も積極的に行っています。X（旧Twitter）やInstagramで、日々の活動やラグビーへの情熱を発信し、多くのフォロワーに支持されています。

関連情報
高校ラグビー日本代表
U-20ラグビー日本代表
福岡県出身の人物一覧
西南学院中学校・高等学校
早稲田大学ラグビー蹴球部
東京サントリーサンゴリアス

外部リンク
東京サントリーサンゴリアス メンバー 中靏 隆彰
中靏隆彰 (@NakazuruTakaaki) - X（旧Twitter）
中靏隆彰 (@taka_zuru) - Instagram
* 中靏 隆彰 早稲田大学ラグビー蹴球部

もう一度検索