丸茂吉成

丸茂吉成（まるも よしなり）は、1959年8月生まれの日本の航空自衛官です。第35代航空幕僚長を務めたことで知られています。

略歴

1983年3月、防衛大学校国際関係学科を卒業（第27期）し、航空自衛隊に入隊しました。以降、以下の様な経歴を重ねています。

1986年8月：第6航空団に配属
1993年8月：航空自衛隊幹部学校に勤務
1994年8月：防衛庁防衛局に異動
1997年3月：航空幕僚監部防衛部防衛課に配属
1997年7月：2等空佐に昇任
1999年3月：第5航空団に配属
2002年1月1日：1等空佐に昇任
2002年4月：航空自衛隊幹部学校に勤務
2003年7月1日：航空幕僚監部防衛部防衛課に勤務
2004年4月1日：航空幕僚監部防衛部防衛課防衛班長に就任
2005年4月1日：南西航空混成団司令部防衛部長に就任
2006年3月27日：航空幕僚監部総務部総務課庶務室長に就任
2007年7月3日：航空幕僚監部防衛部防衛課長に就任
2008年8月1日：空将補に昇任、航空幕僚監部防衛部に勤務
2009年7月21日：第8航空団司令 兼 築城基地司令に就任
2012年1月31日：航空幕僚監部運用支援・情報部長に就任
2013年8月22日：航空幕僚監部防衛部長に就任
2014年8月5日：空将に昇任、西部航空方面隊司令官に就任
2015年12月1日：航空幕僚副長に就任
2017年12月20日：第35代航空幕僚長に就任
2020年8月25日：退官

航空自衛隊の要職を歴任し、2017年には航空自衛隊のトップである航空幕僚長に就任しました。その間、防衛体制の強化や航空自衛隊の運用能力向上に尽力し、日本の安全保障に大きく貢献しました。

栄典

2021年11月8日には、フランス政府よりレジオンドヌール勲章オフィシエが授与されました。これは、彼の航空自衛隊での功績と、国際的な協力関係への貢献が認められたことによるものです。

丸茂吉成は、長年にわたり日本の航空自衛隊を支え、その発展に貢献した人物として、今後もその功績が語り継がれるでしょう。

出典

2015年度版 防衛年鑑（防衛年鑑刊行会）
防衛省人事発令（防衛省HP）

外部リンク

航空幕僚長より｜航空自衛隊について｜防衛省 [JASDF] 航空自衛隊

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