久々野歴史民俗資料館
久々野歴史民俗資料館は、
岐阜県高山市の
久々野町に位置する博物館です。この館は、
高山市歴史民俗資料館の一部として
1983年に開館しました。開館にあたり、1982年に建物が完成し、その後、
2005年には上宝村の編入に伴って現在の名称に改められました。
施設の目的と展示内容
この博物館では、主に
縄文時代の集落跡である
堂之上遺跡から出土した遺物や、そのほかに久々野地区に関連する考古学的、歴史的および民俗的な資料が収蔵・展示されています。
堂之上遺跡は
1980年に国の史跡に指定されており、その重要性が高いことが特徴です。資料館の建物は、この遺跡のすぐ隣にあり、訪れる人々は簡単に遺跡と博物館の両方を楽しむことができます。
施設の構成
1階
1階には収蔵庫があり、さまざまな資料が厳重に保管されています。このフロアは、学習室と兼用の展示室としても機能しており、訪れる来館者が歴史や民俗に関する知識を深めるための教育的な活動が行われています。
2階
2階部分は主に展示室となっており、多様な展示が行われています。訪問者は、展示を通じて久々野地域の文化や歴史に触れることができます。
利用案内
所在地
住所は、
岐阜県高山市久々野町久々野2262-1です。周辺には
堂之上遺跡や、地元の小中学校、高山消防署などの施設があります。これらの施設と合わせて訪れることが可能です。
開館時間と休日
博物館の開館時間は、午前8時30分から午後5時までです。休館日は月曜日ですが、祝日の場合はその翌日が休館日となります。また、冬期には12月1日から3月31日まで休館しています。
入館料
この資料館への入館は無料で、地域の歴史や文化に親しむ機会が広がります。
交通アクセス
公共交通機関を利用する場合は、JR
高山本線の
久々野駅が最寄りです。駅からは徒歩で約5分の距離に位置しており、アクセスも良好です。
まとめ
久々野歴史民俗資料館は、歴史資料や民俗資料を通じて、地域の魅力を再発見できる貴重な場所です。特に、
堂之上遺跡を訪れる際には、ぜひこの資料館にも足を運び、豊かな歴史と文化に触れてみてください。地域の歴史を学びながら、ゆっくりと過ごせる時間を提供するこの博物館は、訪問者にとって有意義な体験となることでしょう。