久慈光久

久慈光久

久慈光久（くじ みつひさ）は、日本の漫画家として知られています。彼の作品は、緻密な作画と重厚なストーリーテリングが特徴です。特に、青年誌『ヤングアニマル』や『Fellows!』(現ハルタ)などの雑誌で発表された短編作品群と、14世紀のスイス独立を題材とした長編連載『狼の口 〜ヴォルフスムント〜』は、彼の代表作として広く認知されています。

人物

久慈光久は、その作風から、歴史や文化に対する深い造詣が感じられます。2012年には、『狼の口 〜ヴォルフスムント〜』コミックス4巻の発売を記念して、有隣堂藤沢店で原画展が開催され、多くのファンが訪れました。この原画展では、彼の緻密な作画技術を間近で見ることができ、作品に対する理解を深める良い機会となりました。

作品リスト

連載

舞子の部屋（英國戀物語エマ 第二幕公式サイト2007年4月13日 - 2007年8月31日、エンターブレイン）※舞子プラズマ名義
狼の口 〜ヴォルフスムント〜（『Fellows!』volume3 - 『ハルタ』volume38、エンターブレイン）
鋼鐵の薔薇（『青騎士』Nr.2A - 連載中、KADOKAWA）

読切

戦国銃兵 孫一（未発表 2004年7月）
雷電突攻（未発表 2004年12月）
夢侍（『ヤングアニマル嵐』2005年5号、白泉社）
弾丸餓鬼（『ヤングアニマル』2005年19号・2005年21号、白泉社）
千草峠の風（『コミックビームFellows!』volume1、エンターブレイン）
ラピットファイア（『Fellows!』Vol.1、エンターブレイン）
鎧光赫赫（『Fellows!』Vol.4、エンターブレイン）
慰安旅行（『ハルタ』Vol.20）
新兵ゾフィ（『ハルタ』Vol.40）
剣闘奴隷アキレイア（『ハルタ』Vol.49（2017年）、KADOKAWA）
セレネとエンディミオン（『スレンダーフェローズ』（ハルタ Vol.50の応募者全員プレゼント企画の冊子））
剣闘奴隷アマゾニア（『ハルタ』Vol.58）
甲冑武闘（『ハルタ』Vol.61）

書籍

『狼の口 〜ヴォルフスムント〜』全8巻
『鎧光赫赫』（エンターブレイン、2010年4月、ISBN 978-4047264663） - 短編集。「夢侍」、「戦国銃兵 孫一」、「雷電突攻」、「弾丸餓鬼」、「千草峠の風」、「舞子の部屋」、「ラピッドファイア」、「鎧光赫赫」を収録
『甲冑武闘 アーマード・バトル』（ハルタコミックス、2019年4月、ISBN 978-4-04-735347-3） - 中短編集。「甲冑武闘」、「新兵ゾフィ」、「セレネとエンディミオン」、「慰安旅行」、「剣闘奴隷アキレイア」、「剣闘奴隷アマゾニア」を収録
『鋼鐵の薔薇』（KADOKAWA〈青騎士コミックス〉、2022年 - 、既刊1巻）※2022年7月20日現在

師匠

三浦建太郎
森薫

外部リンク

* 久慈光久 (@sdkfz181_kuji) - X（旧Twitter）

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