久木野太一

久木野 太一（くぎの たいち）

2002年10月21日に生まれた久木野太一選手は、福岡県出身のラグビーユニオンプレーヤーです。国内最高峰のプロリーグであるジャパンラグビーリーグワンに所属するリコーブラックラムズ東京の一員として、そのキャリアを歩み始めます。

アマチュア時代：才能を開花させた各カテゴリーでの活躍

久木野選手のラグビー人生は、地元福岡県で始まりました。中学最終学年時には、その才能が認められ、福岡県中学校代表の一員に選出されます。そして、将来を嘱望される多くの若手選手が集う第13回全国ジュニア・ラグビーフットボール大会に出場し、全国の舞台で経験を積みました。

高校は福岡県立小倉高等学校に進学し、ラグビーを続けます。高校2年生時には、日本の世代別トップチームであるU17日本代表に選ばれ、第27回日・韓・中ジュニア交流競技会に参加しました。これは、国際的なレベルでのプレーを経験する貴重な機会となりました。さらに同時期には、U17九州代表としても第15回全国高等学校合同チームラグビーフットボール大会、通称KOBELCO CUPに出場。高校世代の精鋭が集まる大会で、その実力を遺憾なく発揮しました。

高校卒業後、全国大学ラグビーフットボール選手権大会で数々のタイトルを獲得している強豪、帝京大学ラグビー部へ進学します。レベルの高い環境で研鑽を積み、2年次に関東大学春季大会で公式戦の控えメンバーとして初出場を果たしました。そして、大学選手として大きく飛躍を遂げたのは3年次からです。この頃から、出場する試合のほとんどにおいて、インサイドセンターのポジションを務める背番号12番としてスターティングメンバーに名を連ねるようになります。チームの中心選手として、アタックやディフェンスにおいて重要な役割を担い、大学最終学年にかけて主力選手としての地位を確立しました。

プロへの道：リコーブラックラムズ東京への加入

帝京大学での充実した4年間を経て、久木野選手はプロフェッショナルラグビーの世界へ進むことを決断します。2025年1月27日には、ジャパンラグビーリーグワンに参戦するリコーブラックラムズ東京への正式加入が発表されました。この発表は、これまでの努力が実を結び、国内最高峰の舞台で新たな挑戦を開始する重要な節目となりました。そして、2025年3月に帝京大学を卒業し、プロ選手としてリコーブラックラムズ東京での活動に本格的に移行しました。

中学・高校時代の世代別代表経験、そして大学の強豪校で主力として活躍した実績を携え、久木野太一選手はリコーブラックラムズ東京の一員としてリーグワンの舞台に立ちます。プロの厳しい環境でどのような成長を見せ、チームに貢献していくのか、今後の活躍が大いに期待される選手です。

関連情報

リコーブラックラムズ東京
帝京大学ラグビー部

外部リンク

メンバー紹介 - リコーブラックラムズ東京
久木野太一 - RUGBY DATABASE

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