乙支路3街駅

乙支路3街駅について

乙支路3街駅（ウルチロサムガ駅）は、韓国の首都ソウル特別市中区に位置するソウル交通公社の駅です。この駅は、2号線と3号線の交差地点にあり、交通の要所として多くの利用者に親しまれています。駅の特徴や歴史、周辺の施設について詳しく見ていきましょう。

鉄道路線と歴史

乙支路3街駅は、2号線（駅番号203）と3号線（駅番号330）の2つの路線が利用可能です。この駅が開業したのは、1983年9月16日で、当時はソウル特別市地下鉄公社の2号線の一部として設置されました。その後、1985年10月には3号線が開通し、この駅は2路線の乗換駅となりました。

2005年1月1日には、ソウル特別市地下鉄公社がソウルメトロに改称され、さらに2017年5月31日には、ソウルメトロとソウル特別市都市鉄道公社が統合され、現在のソウル交通公社の駅として運営されています。

駅の構造

乙支路3街駅は地下に構築された駅で、2号線のホームは地下2階、3号線のホームは地下3階に位置しています。それぞれのホームの特性として、2号線は相対式2面2線、3号線は島式1面2線を採用しています。また、両線のホームにはフルスクリーンタイプのホームドアが設置されており、利用者の安全が確保されています。

改札階は地下1階にあり、周囲の乙支路地下歩道と一体化しているため、利便性も高いです。改札口は4箇所設置されており、2号線用の改札口は内回りと外回りで分かれています。駅内には化粧室もあり、各種設備が整っています。エレベーターも完備されており、出入口は1番から12番までの合計12ヶ所が用意されています。

利用状況

乙支路3街駅の利用状況は、近年増加傾向にあります。特に周辺には多くのオフィスや商業施設が立ち並んでいるため、朝・夕の通勤ラッシュ時には多くの人々が利用しています。

駅周辺の施設

駅の周辺には、さまざまな施設が存在します。最寄りの病院である白病院や、青少年向けの文化施設であるソウル市立青少年会館、さらには古堂曺晩植記念館などがあります。また、企業銀行本店や乙支路洞住民センター、南大門税務署、明洞聖堂、ホテルPJ、清渓川、ソウル中部警察署、さらにはロッテシティホテル明洞も近く、利便性に富んでいます。

隣接駅

乙支路3街駅の隣の駅は、2号線では乙支路入口駅（202）、乙支路4街駅（204）があり、3号線では鐘路3街駅（329）、忠武路駅（331）があります。

このように、乙支路3街駅は交通の便が良く、周囲には多くの文化施設や商業施設が集まる活気ある地域です。多様な利用者に対応し続けるこの駅は、今後もさらなる発展が期待されます。

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