二木康太

二木 康太選手のプロフィール

　二木 康太（ふたき こうた）選手は、1995年8月1日生まれで、鹿児島県国分市（現在の霧島市）出身のプロ野球投手です。右投右打で、千葉ロッテマリーンズに所属しています。彼の野球キャリアや成績、特長について詳しく見ていきましょう。

経歴

プロ入り前

　二木選手は、サッカーチームに所属していた小学3年の時期を経て、5年生から霧島市立青葉小学校のスポーツ少年団で野球を始めました。中学時代には軟式野球部で投手として活躍し、鹿児島情報高等学校ではエースとして名を馳せました。1年秋から背番号「1」を背負い、2年夏の鹿児島大会では18イニング連続無失点という成績を残しましたが、チームは4回戦で敗退しました。

　その後、秋に開催された県大会での活躍を通じて、学校史上初の県大会優勝に貢献しましたが、九州大会では早期に敗退します。3年春の鹿児島大会で準優勝、そして高校最後の大会である全国高校野球選手権鹿児島大会では初戦で勝利しチームはベスト4進出を果たしました。

プロ入り

　二木選手は2013年にプロ志望届を提出し、10月に千葉ロッテマリーンズから6位で指名を受けました。2014年にはプロ入り後最初のシーズンを迎え、身体作りに励みました。イースタン・リーグでの先発登板を経て、2015年にはNPB選抜チームに選ばれ、無失点の好投を見せました。その後、一軍デビューは2015年10月となり、北海道日本ハムファイターズ戦での初登板では良好な成績を記録しました。

ロッテ時代の成績

　2016年から2018年にかけては、先発[[投手]]として多くの試合に出場しました。特に2017年には自己最速の151km/hを記録し、オールスターゲームにも選出されました。2018年にはプロ初完封を達成し、安定した成績を残しましたが、2020年には新型コロナウイルスの影響もあって、調子が波を打ちました。

　2021年は開幕投手として大きな期待を背負ったものの、被本塁打が多く、シーズンを通した成績は苦しむ結果となりました。しかし、2022年にはシーズン初勝利を挙げるなど、回復の兆しを見せました。

2023年の状況

　2023年には怪我が続き、一軍登板は果たせず、ルーキー年以来となる無登板シーズンとなってしまいました。オフには契約更改を行い、減俸となりましたが、再びの復活を期待される選手です。

特徴

　二木選手は制球力が強みです。特に、2020年には15試合で与四球わずか12個と安定したピッチングを見せました。変化球も多彩で、フォークボールやスライダーを駆使し、打者を翻弄します。

人物像

　彼は鹿児島情報高校時代、毎日約12kmの距離を走って通うなど、根気強い精神を持っています。同じく鹿児島出身である柏木由紀さんのファンでもあり、趣味はゴルフとサッカーです。自身の成長とともに、今後の成績向上が期待されます。

もう一度検索