二橋進一

二橋 進一（にはし しんいち）

日本の俳優、二橋 進一（にはし しんいち）は、1969年2月14日に静岡県で生を受けました。O型。身長は173センチメートル、体重は72キログラムです。本名および旧芸名は二橋進。ジャパンアクションエンタープライズ（JAE）に所属し、アクションを得意とする俳優として、多岐にわたる分野で活動を展開しています。特技としては、太極拳や舞踏、乗馬、バイクといった幅広いスキルを身につけています。

テレビドラマにおける出演

テレビドラマにおいては、数多くの作品でその存在感を示しています。特に特撮作品への出演が多く、子どもから大人まで幅広い層に知られるシリーズに関わっています。1991年には『特救指令ソルブレイン』の第37話に登場。その後、2000年放送の『未来戦隊タイムレンジャー』にも出演しています。仮面ライダーシリーズにも深く関わりがあり、2000年の『仮面ライダークウガ』第32回に顔出し出演を果たした後、2009年の『仮面ライダーディケイド』にも参加。さらに近年では、『仮面ライダーガッチャード』にて錬金連合幹部役で複数回登場し、今後の放送が予定されている『仮面ライダーガヴ』ではマーゲン役として出演することが発表されています。

時代劇や歴史ドラマにも精力的に出演しており、NHKの大河ドラマには複数回出演経験があります。2003年の『武蔵 MUSASHI』では御池役として第10回から第14回にわたり登場。その後も2006年の『功名が辻』で服部半蔵を演じ、2007年の『風林火山』、2008年の『篤姫』では三吉慎蔵役を務めました。2020年の『麒麟がくる』にも貞永久四郎役で出演するなど、歴史上の人物やその周辺の人物を演じる機会も豊富です。

また、サスペンスや現代劇にも幅広く出演しており、フジテレビ系の『世にも奇妙な物語』の一編「覆面」（1991年）では南郷勇次役で重要な役割を演じました。テレビ朝日系の『土曜ワイド劇場』シリーズには複数回出演し、『お祭り弁護士・澤田吾朗 (1)』（2000年）、『温泉 (秘) 大作戦8』（2009年）、『新聞記者 鶴巻吾郎の事件簿4』（2010年）などに登場しています。その他、NHKの『人生はフルコース』（2006年）、『木曜時代劇 鞍馬天狗』（2008年）での野中半次郎役、『坂の上の雲』（2009年）での陸軍通信兵役、テレビ朝日系の『俺の空 刑事編』第5話（2011年）での高西昇役、フジテレビ系の『山村美紗サスペンス 黒の滑走路 第4作』（2014年）での風間武史役など、枚挙にいとまがありません。

映画、舞台、CMでの活動

映画の世界でも多様な役柄を演じています。1990年の『飛龍伝』を皮切りに、2000年の『宣戦布告』では警視庁SAT隊員の陣内役として出演。2001年には『陰陽師』で長正（陰陽寮陰陽師）役、『真夜中まで』では警官B役を務めました。2007年の『象の背中』、2009年の『新宿インシデント』、2010年の『おとうと』といった作品にも参加。さらに、特撮関連では2011年の『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』にも刑事役で出演しています。

舞台においても活躍を見せており、1993年から1994年にかけて上演された『美少女戦士セーラームーン』ではジェダイト役を演じました。所属するJAEプロデュース公演にも参加しており、2010年の『残侠』では鮫島警察署長役を務めています。また、2012年にはUPS舞台『THE WINDS OF GOD』で田分隊長役を演じるなど、劇場空間でもその演技力を発揮しています。

CM出演経験もあり、2014年にはエプソンの「EPSON iPrint」のコマーシャルに出演しています。

ジャパンアクションエンタープライズ所属の俳優として、その特技を活かしたアクションシーンはもちろんのこと、時代劇や現代劇、シリアスな役から個性的なキャラクターまで、幅広い役柄を演じ分ける実力を持つ二橋 進一は、日本の映像作品や舞台において欠かせない存在の一人と言えるでしょう。彼の今後の更なる活躍が期待されます。

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