井上信行
井上信行（いのうえ のぶゆき）は、1965年11月16日生まれ、福岡県久留米市出身のゲームクリエイター、シナリオライターです。九州デザイナー学院を卒業後、アニメーターとしてのキャリアをスタートさせましたが、その後ゲーム業界へと転身しました。現在は、さよならおやすみ株式会社の代表取締役を務めています。
幼少期からアニメ『タイムボカン』シリーズに魅了されていた井上は、上京後、1986年に竜の子アニメ技術研究所に入社し、アニメーターとしての道を歩み始めました。しかし、1年後には退社し、漫画家のアシスタントとして活動する傍ら、ペンネーム「猫山田ひろし」で投稿した作品『ジャングルキッズ!!』が『週刊少年ジャンプ』のホップ☆ステップ賞年間準グランプリを受賞しました。また、ゲーム誌『Beep』では、4コマ漫画を連載するなど、多才な一面を見せていました。
1988年には、TBS系深夜番組『オフィスヒット』の企画で、ゲームデザイナー集団『U.G.BOYS』の一員に選ばれました。このグループには、『ゼロヨンチャンプ』シリーズで知られる神長豊も所属していました。その後、エピック・ソニーレコードでゲーム制作のアシスタントとして経験を積んだ後、1990年にスクウェア（現スクウェア・エニックス）に入社しました。
スクウェア入社後、井上は『Sa・Ga2 秘宝伝説』のデバッグを経て、開発に携わるようになりました。『ファイナルファンタジーIV』では「プチメテオ・プチフレア」という魔法の名称を考案し、『ロマンシング サ・ガ』では「回転キック」の決めポーズを、『半熟英雄』では卵召喚時の演出を手掛けるなど、多くのアイデアを生み出しました。
ライターとしては、『ライブ・ア・ライブ』のシナリオ（近未来編、原始編）とバトルデザインを担当し、『ファイナルファンタジータクティクス』ではサウンドノベル（ウイユヴェール・エナビア記）を、『聖剣伝説 LEGEND OF MANA』では脚本（エスカデ編）を担当するなど、幅広い分野でその才能を発揮しました。
『聖剣伝説 LEGEND OF MANA』の売り上げ不振や、同時期に発売された『ファイナルファンタジーVIII』の大ヒットによるスクウェアの戦略変更に反発した井上は、亀岡慎一らと共にスクウェアを退社し、新会社ブラウニーブラウンを設立、取締役に就任しました。ブラウニーブラウンの第一作目である『マジカルバケーション』では、脚本、演出、総監督を務めました。
その後、ゲームボーイアドバンス『MOTHER3』やニンテンドーDS『マジカルバケーション 5つの星がならぶとき』ではディレクターを担当するなど、数々の作品に関わりました。2012年には、さよならおやすみ株式会社を設立し、代表取締役となりました。
2020年からは、さよならおやすみノベルズのレーベルを立ち上げ、Kindleを中心にオリジナルの電子書籍を発行しています。
以下に、井上が関わった主な作品をまとめます。
ゲーム
ロマンシング サ・ガ（1992年） - フィールドマップデザイン、エフェクトアニメーション
半熟英雄 ああ、世界よ半熟なれ…!!（1992年） - バトルディレクション
ライブ・ア・ライブ（1994年） - シナリオ（原始編、近未来編）、バトルデザイン、バトルディレクション
ロマンシング サ・ガ3（1995年） - マップデザイン
ファイナルファンタジータクティクス（1997年） - インタラクティブノベル企画
聖剣伝説 LEGEND OF MANA（1999年） - 原作、イベントデータチーフ
マジカルバケーション（2001年） - 総監督
MOTHER3（2006年） - ディレクション
マジカルバケーション 5つの星がならぶとき（2006年） - ディレクション
セブンス・リバース（2016年） - イベントシナリオ
EGGLIA〜赤いぼうしの伝説〜（2017年） - シナリオ
WORK×WORK（2018年） - シナリオ
牧場物語 オリーブタウンと希望の大地（2021年） - シナリオ
さよならおやすみノベルズ
うさぎがとつぜん私になってこまった100のこと
浮遊大陸でもういちど
チャットストーリーズ
勇!! なるかな
昭和58年の宇宙移民
憧れの竹下さんに捧げる冒険
憧れの秋山さんに捧げる冒険
魔法のアバンチュール
すさぶる王子バカ王子カニ
アニメーターの老後
たのしいゲームシナリオ入門
告白と戸惑いのロンド
第七文学
Once more on the Floating Continent
ひきこもりのユミがアニメーターになるまで
ラッコ剣士
ポリコレ少女舞依
ボクたちが邪馬台国を探したときの話
ボクがヒミコだったころの話
井上信行は、アニメーターからゲームクリエイター、そして小説家へと、その創造性を様々な分野で発揮し続けています。彼の作品は、多くの人々に感動と喜びを与え続けています。
アニメーターからゲームクリエイターへ
幼少期からアニメ『タイムボカン』シリーズに魅了されていた井上は、上京後、1986年に竜の子アニメ技術研究所に入社し、アニメーターとしての道を歩み始めました。しかし、1年後には退社し、漫画家のアシスタントとして活動する傍ら、ペンネーム「猫山田ひろし」で投稿した作品『ジャングルキッズ!!』が『週刊少年ジャンプ』のホップ☆ステップ賞年間準グランプリを受賞しました。また、ゲーム誌『Beep』では、4コマ漫画を連載するなど、多才な一面を見せていました。
1988年には、TBS系深夜番組『オフィスヒット』の企画で、ゲームデザイナー集団『U.G.BOYS』の一員に選ばれました。このグループには、『ゼロヨンチャンプ』シリーズで知られる神長豊も所属していました。その後、エピック・ソニーレコードでゲーム制作のアシスタントとして経験を積んだ後、1990年にスクウェア（現スクウェア・エニックス）に入社しました。
スクウェア時代
スクウェア入社後、井上は『Sa・Ga2 秘宝伝説』のデバッグを経て、開発に携わるようになりました。『ファイナルファンタジーIV』では「プチメテオ・プチフレア」という魔法の名称を考案し、『ロマンシング サ・ガ』では「回転キック」の決めポーズを、『半熟英雄』では卵召喚時の演出を手掛けるなど、多くのアイデアを生み出しました。
ライターとしては、『ライブ・ア・ライブ』のシナリオ（近未来編、原始編）とバトルデザインを担当し、『ファイナルファンタジータクティクス』ではサウンドノベル（ウイユヴェール・エナビア記）を、『聖剣伝説 LEGEND OF MANA』では脚本（エスカデ編）を担当するなど、幅広い分野でその才能を発揮しました。
ブラウニーブラウン設立とその後
『聖剣伝説 LEGEND OF MANA』の売り上げ不振や、同時期に発売された『ファイナルファンタジーVIII』の大ヒットによるスクウェアの戦略変更に反発した井上は、亀岡慎一らと共にスクウェアを退社し、新会社ブラウニーブラウンを設立、取締役に就任しました。ブラウニーブラウンの第一作目である『マジカルバケーション』では、脚本、演出、総監督を務めました。
その後、ゲームボーイアドバンス『MOTHER3』やニンテンドーDS『マジカルバケーション 5つの星がならぶとき』ではディレクターを担当するなど、数々の作品に関わりました。2012年には、さよならおやすみ株式会社を設立し、代表取締役となりました。
現在の活動
2020年からは、さよならおやすみノベルズのレーベルを立ち上げ、Kindleを中心にオリジナルの電子書籍を発行しています。
主な作品
以下に、井上が関わった主な作品をまとめます。
ゲーム
ロマンシング サ・ガ（1992年） - フィールドマップデザイン、エフェクトアニメーション
半熟英雄 ああ、世界よ半熟なれ…!!（1992年） - バトルディレクション
ライブ・ア・ライブ（1994年） - シナリオ（原始編、近未来編）、バトルデザイン、バトルディレクション
ロマンシング サ・ガ3（1995年） - マップデザイン
ファイナルファンタジータクティクス（1997年） - インタラクティブノベル企画
聖剣伝説 LEGEND OF MANA（1999年） - 原作、イベントデータチーフ
マジカルバケーション（2001年） - 総監督
MOTHER3（2006年） - ディレクション
マジカルバケーション 5つの星がならぶとき（2006年） - ディレクション
セブンス・リバース（2016年） - イベントシナリオ
EGGLIA〜赤いぼうしの伝説〜（2017年） - シナリオ
WORK×WORK（2018年） - シナリオ
牧場物語 オリーブタウンと希望の大地（2021年） - シナリオ
さよならおやすみノベルズ
うさぎがとつぜん私になってこまった100のこと
浮遊大陸でもういちど
チャットストーリーズ
勇!! なるかな
昭和58年の宇宙移民
憧れの竹下さんに捧げる冒険
憧れの秋山さんに捧げる冒険
魔法のアバンチュール
すさぶる王子バカ王子カニ
アニメーターの老後
たのしいゲームシナリオ入門
告白と戸惑いのロンド
第七文学
Once more on the Floating Continent
ひきこもりのユミがアニメーターになるまで
ラッコ剣士
ポリコレ少女舞依
ボクたちが邪馬台国を探したときの話
ボクがヒミコだったころの話
井上信行は、アニメーターからゲームクリエイター、そして小説家へと、その創造性を様々な分野で発揮し続けています。彼の作品は、多くの人々に感動と喜びを与え続けています。
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