井上崇

井上 崇

エフエム仙台（Date fm）に所属するアナウンサーであり、現在は編成局編成部長も兼任しています。名前をひらがなで「井上たかし」と表記することもありました。

人物・来歴

1967年（昭和42年）6月3日生まれ。出身地については、出生は福島県、育ちは愛知県、そして実家は千葉県にあると公表しています。

音楽、特にロックへの傾倒は深く、番組内では中学生時代に友人から勧められた洋楽に強い衝撃を受け、以来、深く聴き続けていることを明かしています。このロック音楽に対する情熱は、生粋の愛好家として自他ともに認められるほどであり、東北地方最大級の野外ロックフェスティバルであるARABAKI ROCK FEST.の立ち上げに貢献した一人としても知られています。

キャリアにおいては、一時的に放送現場から離れていた時期があります。2014年10月から2017年3月までの期間、編成局の営業部副部長を務めたのです。ご自身はこの異動を「活動休止」とユニークに表現しており、この間も単発の特別番組で進行役を務めたり、イベントの司会を担当したりと、マイクを持つ機会はありました。その後、2017年4月より再びアナウンス業務に本格的に復帰しています。

エピソード

過去の担当番組『J-SIDE STATION』では、共演者の石垣のりこ氏が時に予測不能な言動で「暴走」する中、的確なツッコミ役として番組を支えました。特に番組内の食レポコーナー「本日のポン出し」では、石垣氏の繰り出す独創的すぎる、時には摩訶不思議な表現に、井上氏が思わず困惑する場面が度々見られ、リスナーを楽しませました。

また、『J-SIDE STATION』にはシンガーソングライターのたむらぱん氏がゲストとして頻繁に登場していましたが、その際に限って井上氏がぎっくり腰になったり、風邪で番組を欠席したりすることが続きました。この奇妙な偶然をお二人の間では「ジンクス」と呼び、笑い話にしていました。井上氏が体調不良で休養した際には、たむらぱん氏が番組の最初から最後まで代打パーソナリティを務めたこともあり、その親交の深さがうかがえます。

ロックバンド椿屋四重奏のメンバーとも親交があり、彼らが『J-SIDE STATION』にゲストとして出演することも少なくありませんでした。

2010年の特別番組でシンガーソングライターの辻詩音氏をゲストに迎えた際、井上氏は当時番組のディレクターを務めていた名護ひと美氏と辻氏の顔立ちが酷似していることに触れ、「似ているから会わせたかった」と切り出しました。さらに、そのそっくりぶりに驚き、「同じ人」という趣旨の発言も飛び出す一幕がありました。スタジオでの辻氏の生歌唱を聴いた後には「やっぱり歌声は違う人だ」と訂正しましたが、その後辻氏が『J-SIDE Station』にゲスト出演した際にも、「姉妹みたいだ」と興奮冷めやらぬ様子で語り続け、リスナーの記憶に残るエピソードとなりました。

現在の担当番組（2024年4月現在）

SOUND GENIC（月・火担当、16:00-18:30）
うさみみラジオ（木曜・12:30-12:45）
Datefm News（定時ニュース、主に月・火曜、その他不定期）
局名告知アナウンス（オープニング、クロージングを担当）

過去の主な担当番組

J-SIDE STATION (2007年10月 - 2012年9月)
Crescendo (2014年4月 - 2014年9月)
アラバキラヂオ (2010年 - 2014年9月)
MusicGroovin' (ディレクター担当)
* その他多数

自身のブログ「井上たかしの「イノブロ」」も運営しており、日々の出来事や思いを発信しています。多岐にわたるキャリアと、音楽への深い愛情を持つ放送人として、Date fmにおいて重要な役割を担っています。

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