井口一郎

井口一郎

井口一郎（いぐち いちろう、1948年3月14日 - ）は、日本の政治家であり、新潟県南魚沼市の初代市長として知られています。彼は南魚沼市の発展に大きく貢献しました。

経歴

井口一郎は、1948年（昭和23年）3月14日に、新潟県南魚沼郡六日町（現：南魚沼市六日町）大字法音寺で生まれました。彼の政治家としてのキャリアは、地元の発展に深く根ざしています。

1967年（昭和42年）3月、新潟県立六日町高等学校・五日町分校（定時制課程）を卒業。
同年4月、五城土地改良区職員となります。
1969年（昭和44年）9月、六日町役場職員として、農林課、建設課、開発課、水道課などを担当しました。
1981年（昭和56年）5月、六日町議会議員に初当選し、以後5期にわたり議員を務め、議長、社会文教委員長、産業経済委員長などの要職を歴任しました。
2003年（平成15年）4月、六日町長に就任。
2004年（平成16年）11月21日、無投票で当選。
11月28日、南魚沼市長（初代）に就任。
2008年（平成20年）11月、再選を果たし、2期目を務めます。
2012年（平成24年）11月、3選を果たしました。
2016年（平成28年）11月27日、南魚沼市長を退任。
2018年（平成30年）4月29日、春の叙勲で「旭日小綬章」を受章。

南魚沼市長として

井口一郎は、六日町長を経て、2004年に南魚沼市の初代市長に就任しました。合併後の新たな市政を担い、市民生活の向上や地域経済の活性化に尽力しました。2期8年の在任中には、観光振興や福祉の充実、教育環境の整備など、多岐にわたる分野で実績を残しました。特に、全国簡易水道協議会の会長を務めるなど、水道事業の発展にも貢献しました。

人物像

井口一郎は、読書（特に政治書や歴史書）、野球、ゴルフを趣味としています。また、「決断と実行」を座右の銘としており、その行動力とリーダーシップは多くの人々から信頼を集めています。真言宗智山派の信徒であり、地域社会への貢献を重視する姿勢は、彼の政治活動の根幹をなしています。

主な役職・加盟団体

全国簡易水道協議会会長（平成20年～24年5月）
* ローカル・マニフェスト推進首長連盟

井口一郎は、南魚沼市の発展に貢献しただけでなく、全国的な活動を通じて地方自治の振興にも尽力した人物として、その功績は高く評価されています。

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