京成千葉駅

京成千葉駅について

京成千葉駅は、千葉県千葉市中央区新町に位置する京成電鉄千葉線の駅です。駅番号はKS59で、東日本旅客鉄道（JR東日本）や千葉都市モノレールの千葉駅と近接しており、重要な乗り換え拠点となっています。

歴史

当駅は、1967年（昭和42年）12月1日に国鉄千葉駅前駅として開業しました。その後、1987年（昭和62年）4月1日の国鉄分割民営化に伴い、現在の京成千葉駅に改称されました。同時に、それまで京成千葉駅を名乗っていた駅は、千葉中央駅に名称を変更しています。

1994年（平成6年）7月1日には西改札口が開設され、1995年（平成7年）8月1日にはモノレール口が開設されました。2006年（平成18年）12月10日には、新京成電鉄と京成千葉線の直通運転が開始され、新京成電鉄の車両も当駅に乗り入れるようになりました。

駅構造

京成千葉駅は、相対式ホーム2面2線を有する高架駅です。下り列車から見ると、右側に大きくカーブしており、電車到着時には警告音が鳴り、軌道敷内の照明が点灯する構造になっています。ホームの有効長は8両編成に対応しています。

改札口は3か所に分かれており、1階コンコースには西口改札と東口改札、3階コンコースにはモノレール口改札があります。JR千葉駅の東口に近いのは西口改札であるため、注意が必要です。西口改札には駅員が配置され終日営業していますが、東口改札とモノレール口改札は無人であり、営業時間はそれぞれ6時から21時まで、6時30分から20時30分までとなっています。

駅ホームと1階コンコースの間には、エレベーター、エスカレーター、階段が設置されています。しかし、3階コンコースとの間にはエスカレーターと階段のみで、エレベーターは設置されていません。このため、モノレールとの乗り換えなどで3階コンコースと駅ホームを行き来する際にエレベーターが必要な場合は、3階コンコースと同じフロアにあるそごう千葉店内のエレベーター、センシティタワーのエレベーター、またはモノレール駅のエレベーターを利用し、一旦1階の西口改札を経由する必要があります。また、モノレール口改札の営業時間外も同様に、1階西口改札を経由する必要があります。

のりば

京成千葉駅のホームは、以下のようになっています。

1番線：京成津田沼・京成上野方面
2番線：ちはら台方面

利用状況

2023年度の1日平均乗降人員は30,276人で、京成線内69駅中15位です。千葉線内では最も乗降客が多い駅となっています。

駅周辺

京成千葉駅は、そごう千葉店本館と一体化しており、そごう本館4階、センシティタワー4階に連絡するモノレール南口（モノレール口改札）があります。千葉都市モノレール1号線・2号線の千葉駅とは一体的な構造となっており、モノレール口改札から連絡通路を通じてJR線にも乗り換えが可能です。

駅西口（西口改札）からは、そごう本館1階、センシティタワー1階、JR千葉駅南口および駅ビルのペリエ千葉に連絡しています。駅東口（東口改札）からは、高架下商業施設の千葉ショッピングセンターC-One、ヨドバシHD千葉ビル1階にアクセスできます。

バス路線

当駅はJR千葉駅東口・西口駅前ロータリー交差点（バスターミナル）に近接しており、多数のバス路線が利用可能です。

隣の駅

京成電鉄千葉線における当駅の隣の駅は以下の通りです。

新千葉駅 (KS58) - 京成千葉駅 (KS59) - 千葉中央駅 (KS60)

脚注

当駅に関する詳細は、以下の情報源をご参照ください。

京成千葉駅｜電車と駅の情報｜京成電鉄
* 京成千葉駅 (PDF) （駅構内図） - 京成電鉄

京成千葉駅は、千葉市における重要な交通拠点であり、地域住民や通勤・通学客にとって欠かせない駅となっています。

もう一度検索