京都府道・大阪府道79号伏見柳谷高槻線

京都府道・大阪府道79号伏見柳谷高槻線：伏見から高槻を結ぶ主要地方道の全貌

京都府京都市伏見区から大阪府高槻市に至る主要地方道、府道79号伏見柳谷高槻線は、東西に延びる重要な交通路です。伏見区の国道24号御香宮前交差点を起点に、長岡京市、島本町を経て、高槻市の国道170号・国道171号八丁畷交差点に至る全長約30kmの路線です。

伏見から長岡京市にかけて

起点である伏見区では、京町3丁目から納屋町にかけての区間（大手筋）がアーケード商店街となっており、日中は歩行者天国となります。この区間は、歴史ある街並みが残り、多くの観光客や買い物客で賑わっています。国道1号を越え、羽束師橋で桂川を渡ると、伏見区羽束師や長岡京市の中心部へと進みます。この区間は、場所によっては道路幅が狭くなるなど、交通状況に注意が必要です。しかし、柳谷観音（楊谷寺）付近には2車線幅の高架橋バイパスが整備され、交通渋滞の緩和に貢献しています。

島本町から高槻市

バイパスから島本町に至る区間は再び狭隘区間となり、交通状況によっては通行に困難が生じる可能性があります。島本町にはベニーカントリー倶楽部があり、ゴルフ場へのアクセス道路として利用されるため、常に一定の交通量が見られます。その後、道路は2車線となり、交通状況も比較的良好になります。高槻市梶原では、国道171号と接続する高槻東道路と分岐し、高槻市中心部へと導かれます。高槻東道路は、新名神高速道路高槻ICへのアクセス道路として整備され、地域経済の活性化にも貢献しています。

沿線の見どころ

府道79号沿線には、長岡天満宮や柳谷観音（楊谷寺）など、歴史的・文化的にも価値の高い観光スポットが点在しています。これらの観光地へのアクセス道路としての役割も担っており、地域社会に貢献しています。

路線データと歴史

府道79号は、1959年に大阪府と京都府でそれぞれ一般府道として認定され、その後、1993年に主要地方道に指定されました。1994年には現在の路線番号である79号が付けられ、現在に至っています。府道79号の整備は、地域社会の経済発展や生活の利便性向上に大きく寄与しています。

その他の注意点

大阪府の一部区間では、二輪車事故の多発やローリング族対策として、バイクの通行が禁止されている場所があります。通行する際は、事前に規制情報を把握しておく必要があります。また、特に伏見区から長岡京市にかけての区間は、道路幅が狭く、交通量も多いので、安全運転に心がけましょう。

まとめ

府道79号伏見柳谷高槻線は、歴史と文化が息づく地域を繋ぐ重要な交通道路です。観光、商業、そして地域住民の生活基盤を支える役割を担っており、今後もその重要性はますます高まることが予想されます。本記事では、府道79号の概要を詳細に解説しましたが、実際に走行される際は、最新の道路情報や交通規制情報を確認することをお勧めします。安全運転で、快適なドライブをお楽しみください。

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