京都府道・滋賀県道782号醍醐大津線の概要
京都府道・
滋賀県道782号醍醐大津線は、
京都府京都市伏見区の醍醐和泉町を起点として、
滋賀県大津市の粟津町に至る一般府県道です。この
道路は地域の交通網の一部として重要な役割を果たしています。
路線データ
歴史
この
道路の歴史は古く、
1958年7月26日に
滋賀県側で路線が認定され、当初の路線番号は「105」とされました。後に
1994年には、路線番号が「781」に変更され、
2009年には「782」に更新されました。このように、時代の流れと共に番号の変更が行われてきました。
路線状況
京都府域内の
道路はかつて、笠取山の北側にある醍醐寺と岩間寺を結ぶ巡礼道が存在しましたが、その道は次第に使われなくなり、現在の782号線が山岳地帯を東西に結ぶ重要な役割を担うようになりました。この区間の一部は、特に醍醐山の周辺では自動車や二輪車の通行が禁止されており、特にその地点は登山道として知られる険しい道となっています。さらに、
滋賀県の一部区間(
大津市石山千町から大平間)では車道がなく、国分1丁目付近から北大路交点にかけては、住宅街を通る狭い道が続いています。この区域では「国分バイパス」という市道が並行して供用されています。
橋梁
交通と地域
通過する自治体
この
道路は
東海道新幹線と交差しており、沿線には多数の教育機関や公共施設が存在します。以下に代表的な施設を挙げます:
峠
この路線には、横峰峠があり、地域の重要な交通路として利用されています。
まとめ
京都府道・
滋賀県道782号醍醐大津線は、自然景観と歴史的背景を併せ持っており、地域住民にとって欠かせない交通の要所であることが理解できます。地元の文化や教育施設とも密接に関連しており、地域の発展に寄与しています。
道路の維持管理と周辺の整備が、今後の交通利便性向上に繋がることが期待されます。