京都府道40号下鴨静原大原線

京都府道40号下鴨静原大原線について

京都府道40号下鴨静原大原線（きょうとふどう40ごう しもがもしずはらおおはらせん）は、京都府京都市左京区の下鴨本町から大原上野町にかけて延びる主要な地方道です。この道路は、別名「下鴨本通」「北山通」「鞍馬街道」とも呼ばれ、地域の交通の重要な役割を果たしています。

路線の基本情報

この道路の起点は京都市左京区の下鴨本町、すなわち下鴨本通北大路交差点であり、ここで国道367号と接続しています。一方、終点は同じく左京区の大原上野町で、こちらも国道367号に接続しています。ただし、この路線には特に重要な経過地は設けられていません。

歴史的背景

下鴨静原大原線の歴史は、1959年の道路法に基づき、京都府が認定した282路線の一つである大原静原下鴨線が始まりです。初期には、それは河原町今出川交差点で府道銀閣寺大将軍線と接続していましたが、1964年に建設省によって一部が主要地方道として再指定される過程で、路線が調整されました。

さらに、1982年には再度の主要地方道指定を経て、路線名が下鴨静原大原線に変更されました。この変更に伴い、路線の起点と終点が逆転し、現在の形態が整いました。

年表

• - 1959年12月18日: 京都府が大原静原下鴨線を府道路線として認定。
• - 1964年12月28日: 複数の路線が下鴨京都停車場線として主要地方道に指定。
• - 1967年2月10日: 京都府により下鴨京都停車場線として新たに府道路線が認定。
• - 1982年4月1日: 大原静原下鴨線が下鴨静原大原線に名称変更。
• - 1983年2月1日: 京都府が主要地方道40号に下鴨静原大原線を割り当て、一般地方道3号を削除。

地理と主要交差点

下鴨静原大原線は、主に京都市左京区と北区を通過します。交差する主要な道路には、国道367号や京都府道32号（下鴨京都停車場線）、京都府道103号（上賀茂山端線）、京都府道106号（神山岩倉停車場線）などがあります。

沿線の特徴

この道路は、江文峠を含む自然豊かなエリアも通るため、美しい風景や歴史的な名所が点在しています。また、地域住民や観光客にとっても重要な交通手段となっており、特に大原方面へのアクセスが欠かせません。

まとめ

下鴨静原大原線は、長い歴史を持ち、地域の発展とともに歩んできた重要な路線です。その経緯や路線の特性を理解することで、京都の魅力をさらに感じられるでしょう。この道路を利用することで、古都の風情ある地域を巡る良い機会となります。

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