今井順之助

今井 順之助について

今井順之助（いまい じゅんのすけ）は、1998年5月25日に岐阜県多治見市で生まれた元プロ野球選手です。ポジションは内野手で、投球は右投げ、打撃は左打ちのスタイルです。彼の父、今井茂もプロ野球選手であり、阪急ブレーブスに在籍していましたが、一軍での出場はありませんでした。

学生時代

今井は多治見市立精華小学校の3年生から地元の軟式野球チーム「13クラブ」で野球を始めました。中学校では岐阜東濃シニアに入団し、高校は中京高等学校に進学しています。彼は高校3年生の夏には甲子園にも出場しており、その時の仲間には加藤壮太がいます。さらに、後輩には茶野篤政がいます。

プロ入り

2016年のプロ野球ドラフトでは、北海道日本ハムファイターズから9位で指名を受け、契約金1000万円、年俸470万円という条件でプロ入りを果たしました。背番号は70に決まりました。

日本ハム時代

2017年10月5日、今井は埼玉西武ライオンズとの試合で一軍デビューを果たしました。この試合では1回表にブライアン・ウルフからプロ初の安打・打点を記録しました。その後、オフシーズンにはみやざきフェニックスリーグに参加しています。

2018年には一軍での出場はありませんでしたが、イースタン・リーグ公式戦で69試合に出場し、打率は.250でした。2019年は一軍で2試合に出場し、打率.143、1打点を記録。二軍では89試合で打率.256、10本塁打、49打点という成績を残しました。2020年は一軍での出場はありませんでしたが、2021年の10月25日には戦力外通告を受けています。

日本ハム退団後

プロ野球を退団した後、今井はトラベリングチーム「アジアンブリーズ」に参加しました。さらに、リーガ・メヒカーナ・デ・ベイスボルのドゥランゴ・ジェネラルズのキャンプにも参加することが報じられています。元阪神タイガースの福永春吾と共に活動していましたが、最終的には移籍先を見つけられず、2021年限りで現役を引退しました。

引退後の活動

現役引退後は、今井はゴルフ研修生として新たな道を歩み始めています。彼はプロゴルファーを目指して、日々の努力を続けています。選手としての特徴は、類い稀な長打力であり、打撃フォームは前田智徳を参考にしていると言われています。

記録と背番号

初出場・初先発出場は2017年10月5日の埼玉西武ライオンズ戦であり、7番・一塁手としての出場でした。また、背番号は70で、2021年までこの番号を背負っていました。登場曲には、2020年にLiSAの「紅蓮華」や2021年の乃木坂46の楽曲が使用されていました。

今井順之助は、その鮮烈なデビューと活躍を経て、次のステージでも夢を追い続ける姿が期待されています。

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