仏子駅

仏子駅について

仏子駅（ぶしえき）は、埼玉県入間市仏子に位置する西武鉄道池袋線の駅で、駅番号はSI24です。この駅は、地域住民にとって重要な交通手段となっており、1920年代から現在まで長い歴史を有しています。

歴史の沿革

仏子駅は1915年4月15日に開業され、その後1945年には武蔵野鉄道の合併に伴い、西武農業鉄道の一部となりました。1946年11月15日には社名が変更され、西武鉄道の駅として現在の名称となります。1970年代末には駅構造が見直され、島式ホームから相対式ホームへと変更されました。この改修により、利便性が向上しました。

1984年4月15日、現駅舎が完成し、9月1日には南口が新たに開設されました。最近では、2024年4月1日から駅係員によるインターホンでの案内が導入され、窓口での切符販売が終了予定です。

駅構造と設備

仏子駅は相対式ホーム2面と中線1線を持つ地上駅で、北口と南口にそれぞれ駅舎が設けられています。南口は自動券売機と自動改札機が設置され、運行時間は朝6時30分から終電までとなっています。各ホームは跨線橋でつながっており、エレベーターも完備されています。加えて、上りホーム側にはトイレも設置されています。

なお、以前のダイヤ改正により、副都心線直通列車は日中に仏子駅に停車しなくなりました。そのため、副都心線へ向かうには小手指駅での乗り換えが必要となります。

中線の利用状況

仏子駅の中線は、かつては特急列車の追い越しや貨物列車の待避に使われていましたが、現在は主に回送列車や特別列車の待避に使用されており、航空自衛隊入間基地航空祭の際には特別運行の列車が中線を使用します。

利用状況

2024年度のデータによれば、仏子駅の1日平均乗降人員は9,467人で、西武鉄道の全92駅中69位に位置しています。この数字は近年の乗車人員の動向を反映しており、地域の利用者にとって欠かせない存在であることを示しています。

周辺情報

仏子駅の北口および南口周辺には、さまざまなバス路線が運行されており、便利にアクセスできます。特に、西武バスによる「ぶしニュータウン行」や、入間市内循環バス「てぃーろーど」などが利用可能です。

駅周辺は、美しい自然環境と共に地域の生活に密着したエリアとなっており、居住者や訪問者にとって過ごしやすい環境が整っています。仏子駅は、地域交通の要として、今後も重要な役割を果たし続けるでしょう。

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