伊勢市立中島小学校

伊勢市立中島小学校について

伊勢市立中島小学校は、三重県伊勢市二俣一丁目に位置する公立の小学校です。1975年に創立100周年を迎えたこの学校は、その歴史と地域に深く根ざした教育機関です。

学校概況

学校名にある「中島」は、創立当初の校舎があった土地の地名に由来しています。この学校の敷地面積は10,807平方メートルにおよび、広いキャンパスを誇ります。また、校舎については、鉄筋コンクリート造の4階建てで、延べ面積は5,260平方メートルを有しています。各階の面積は、1階が1,628平方メートル、2階と3階はそれぞれ1,419平方メートル、4階は655平方メートル、さらに屋上の面積は140平方メートルです。

運動場は、4,800平方メートルの面積を持ち、体育館は鉄骨造の平屋建てで834平方メートルの広さがあります。この他にも、プールがあり、その大きさは1,047平方メートルです。

学校の歴史

中島小学校の歴史は1875年に始まり、最初は中島学校として設立されました。その後、1881年には他の学校との合併を経て、1887年に中島尋常小学校と改称されました。1908年には修業年限が6年に延長され、1911年には宇治山田市第五尋常小学校と改名されました。1921年には高等科が設置され、宇治山田市第五尋常高等小学校となります。1941年には国民学校令に従い、宇治山田市中島国民学校と改称され、1947年の学校教育法の施行により、現在の伊勢市立中島小学校となりました。

学校は過去数回の災害や改築を経て、1965年には創立90周年を記念して校歌が制定され、さらに1975年には校旗が設立されました。また、1987年には新校舎の建設が進められ、2005年には3学期制から2学期制への移行が行われました。

交通アクセス

伊勢市立中島小学校へのアクセスは便利で、伊勢自動車道の伊勢西インターチェンジから約3.2kmの距離にあります。JR東海の参宮線、山田上口駅からは徒歩6分程度、近鉄の宮町駅からは約13分の距離です。また、三重交通バスを利用する場合は、伊勢市駅や宇治山田駅から「宮川中学校」または「大倉うぐいす台」行きのバスに乗り、「浦口」バス停で下車後、徒歩3分で到着します。

周辺の魅力

周辺には、歴史ある神社や度会橋、伊勢辻久留郵便局などがあります。地域の文化や歴史に触れられ、教育だけでなく、地域全体から多様な体験を学ぶことができる環境が整っています。

このように、伊勢市立中島小学校は長い歴史と豊かな教育環境を有しており、地域に密着した教育を提供する重要な役割を果たしています。

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