伊崎田駅

伊崎田駅（いさきだえき）

伊崎田駅は、かつて鹿児島県曽於郡有明町伊崎田（現在の志布志市有明町伊崎田）に存在した、日本国有鉄道（国鉄）志布志線の廃止駅です。志布志線の全線廃止に伴い、1987年（昭和62年）3月28日にその歴史に幕を閉じました。

歴史

伊崎田駅は、その名を変えながらも、地域に根ざした駅として歴史を刻みました。

1925年（大正14年）3月30日：縄瀬駅として産声を上げ、一般駅としての営業を開始。
1952年（昭和27年）3月25日：駅舎が近代的な鉄筋コンクリート造へと生まれ変わる。
1959年（昭和34年）10月1日：駅名が伊崎田駅へと改称され、新たなスタートを切る。
1960年（昭和35年）11月1日：貨物取扱が廃止。
1983年（昭和58年）3月14日：荷物扱いも廃止。
1987年（昭和62年）3月28日：志布志線の全線廃止という時代の流れの中で、伊崎田駅もまた廃駅となる。

駅構造

伊崎田駅は、相対式ホーム2面2線と側線1本を有する地上駅でした。直営駅として運営され、有明町の中心駅としての役割を担っていました。

廃止後の現況

駅の跡地は、現在「志布志市有明鉄道記念公園」として整備され、往時の姿を偲ぶことができる場所として保存されています。鉄道ファンや地域住民にとって、貴重な遺産として親しまれています。

隣の駅

廃止時、伊崎田駅は以下の駅と隣接していました。

日本国有鉄道
志布志線

大隅松山駅 - 伊崎田駅 - 安楽駅

関連項目

日本の鉄道駅一覧
廃駅

外部リンク

志布志市有明鉄道記念公園条例 - 志布志市"'>志布志市有明鉄道記念公園条例 - 志布志市

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